Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.1 ポリシー情報

[GEE]
2.1.6 通信環境定義ホスト環境定義ポリシーファイル【UNIX版】

■ファイル名

P_opagt_hstenv.csv

■使用用途

mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)で出力するファイルです。

グローバルサーバを監視するための送達確認、主監視パスポーリング時間、システムダウン事象の通知の定義情報を出力します。

本ファイルは、以下のサーバ種別で利用可能です。

サーバ種別

入力

出力

運用管理サーバ

×

○(注)

部門管理サーバ

×

×

業務サーバ

×

×

注)
Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition上でmppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)を実行した場合だけ、出力の対象となります。

本ファイルに出力される項目は、定義画面[通信環境定義]-[通信環境定義詳細]の[ホスト環境定義]および[ホスト環境定義詳細]で定義した項目です。

■格納場所

Solaris

任意

■ファイル形式

項番

項目名

最大長
(バイト)

必須項目

値の形式

備考

1

送達確認リトライ間隔

3

数値
""で囲む

10〜180

2

送達確認リトライ回数

2

数値
""で囲む

0〜10

3

主監視パス主系ポーリング時間

3

数値
""で囲む

30〜600 or 0

4

主監視パス副系ポーリング時間

3

数値
""で囲む

30〜600 or 0

5

システムダウン事象の通知

3

選択
""で囲む

on/off

6

システムダウン事象通知メッセージ

1024


(注)

文字列
""で囲む

 

7

サービス名

511

文字列
""で囲む

 

8

システム停止中状態の通知

1

選択(数値)
""で囲む

0/1

注)
システムダウン事象の通知が“off”の場合、本パラメタの情報は出力されません。

■パラメタ

送達確認リトライ間隔:
データ送信後、送信を待機しデータを再送する送信の繰り返しの時間間隔(秒)の定義です(10以上180以下)。
送達確認リトライ回数:
データ送信後、送信を待機しデータを再送する送信の繰り返し回数の定義です(0以上10以下)。
主監視パス主系ポーリング時間:
被監視システム(主系)の動作状況を確認するかどうかの定義です。動作状況を確認する場合はその確認する時間(秒)が定義されます(30以上600以下)。動作状況を確認しない場合は、“0”です。(注)
主監視パス副系ポーリング時間:
被監視システム(副系)の動作状況を確認するかどうかの定義です。動作状況を確認する場合はその確認する時間(秒)が定義されます(30以上600以下)。動作状況を確認しない場合は、“0”です。(注)
システムダウン事象の通知:
被監視システムのシステムダウン事象を検出した場合に、システムダウン事象を監視イベント一覧に表示するかどうかの定義です。システムダウン事象を表示させる場合は“on”、表示させない場合は“off”です。
システムダウン事象通知メッセージ:
システムダウン事象が発生した場合に監視イベント一覧に表示するメッセージテキストの定義です(1024バイト以内)。
サービス名:
システム監視エージェントがホスト監視で使用するサービス名の定義です(511バイト以内)。サービス登録ファイルに定義されたサービス名です。
システム停止中状態の通知:
被監視システムのCPU-STOPの状態を“停止中”として[システム状態]ウィンドウに表示するかどうかの定義です。“停止中”として表示する場合は"1"、表示しない場合は"0"です。
注)
主監視パスを二重化する場合、主監視パス主系ポーリング時間および主監視パス副系ポーリング時間は、必ず動作状況を確認する運用とし、その確認する時間が定義されている必要があります。

■注意事項

■使用例

"60","3","60","300","on","システムダウンが発生しました","FJSVgssagt","1"

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