Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.1 ポリシー情報

2.1.3 通信環境定義動作設定ポリシーファイル

■ファイル名

P_opagt_opeset.csv

■使用用途

mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)で出力するファイルです。

送達確認、保存データ数、メッセージ抑止の定義情報、および、コマンドシェル、コマンドユーザ名、サービス名、エラー種類未設定イベントの扱いの定義情報を出力します。

本ファイルは、以下のサーバ種別で利用可能です。

サーバ種別

入力

出力

運用管理サーバ

×

部門管理サーバ

×

業務サーバ

×

本ファイルに出力される項目は、定義画面[通信環境定義]-[通信環境定義詳細]の[動作設定]および[動作設定詳細]で定義した項目です。

■格納場所

Windows

任意

UNIX

任意

■ファイル形式

項番

項目名

最大長
(バイト)

必須項目

値の形式

備考

1

送達確認

3

選択
""で囲む

on/off

2

送達確認リトライ間隔

3


(注1)

数値
""で囲む

10〜180

3

送達確認リトライ回数

2


(注1)

数値
""で囲む

0〜10

4

保存データ数

4

数値
""で囲む

UNIXサーバの場合
100〜5000
Windowsサーバの場合
100〜1000

5

ファイル監視間隔

4

数値
""で囲む

1〜3600

6

メッセージ抑止

4

数値 or 文字
""で囲む

1〜3600 or *

7

コマンドシェル
【UNIX】

511


(注2)

文字列
""で囲む

 

8

コマンドシェル
【Windows】

511


(注3)

文字列
""で囲む

 

9

コマンドユーザ

32


(注2)

文字列
""で囲む

 

10

サービス名

511

文字列
""で囲む

 

11

エラー種別(重要度)

1


(注4)

選択(数値)
""で囲む

0/1/2/3/4

注1)
送達確認が“off”の場合、本パラメタの情報は出力されません。
注2)
対象となるノードがWindowsサーバの場合、本パラメタの情報は出力されません。
注3)
対象となるノードがUNIXサーバの場合、本パラメタの情報は出力されません。
注4)
対象となるノードがUNIXサーバの場合、または、対象となるノードがWindowsサーバでかつSystemwalker Centric Manager V12.0L10より前のバージョンの場合、本パラメタの情報は出力されません。

また、前回フォルダ指定でポリシー定義を行った場合、かつ、前回ポリシー定義時にフォルダ内にSystemwalker Centric Manager V12.0L10/12.0より前のバージョンのシステムが存在していた場合、かつ、運用管理サーバ上でポリシー情報移出コマンドを“-n フォルダ内のシステムのノード名”を指定して実行した場合、本パラメタの情報は出力されません。

■パラメタ

送達確認:
システム監視エージェントの送達確認機能を動作させるか、停止するかの定義です。送達確認機能を動作させる場合は"on"、停止する場合は"off"です。
送達確認リトライ間隔:
データ送信後、送信を待機しデータを再送する送信の繰り返しの時間間隔(秒)の定義です(10以上180以下)。
送達確認リトライ回数:
データ送信後、送信を待機しデータを再送する送信の繰り返し回数の定義です(0以上10以下)。
保存データ数:
データ送信が失敗した場合に、保存するデータ数の定義です。UNIXサーバの場合は100以上5000以下です。Windowsサーバの場合は100以上1000以下です。

メッセージの場合は1メッセージを1、コマンド応答の場合は応答1行を1と数えます。

ファイル監視間隔:
[監視ログファイル設定]画面で定義された監視ログファイルにおいて、発生したメッセージを監視する時間間隔(秒)の定義です(1秒以上3600秒以下)。
メッセージ抑止:
一定時間内に同一のメッセージが複数発生した場合に、2つ目以降のメッセージを破棄する機能を使用するかどうかの定義です。メッセージを破棄する機能を使用する場合はその時間間隔(秒)です(1以上3600以下)。メッセージを破棄する機能を使用しない場合は、"*"です。
コマンドシェル【UNIX】:
[リモートコマンド]ウィンドウで依頼されたコマンドを実行する場合に起動するシェルの定義です(511バイト以内)。
コマンドシェル【Windows】:
[リモートコマンド]ウィンドウで依頼されたコマンドを実行する場合に起動するシェルの定義です(511バイト以内)。
コマンドユーザ:
[リモートコマンド]ウィンドウで依頼されたコマンドを実行する場合に使用するユーザIDの定義です(32バイト以内)
サービス名:
システム監視エージェントが使用するサービス名の定義です(511バイト以内)。サービス登録ファイルに定義されたサービス名です。
エラー種別(重要度):
Windowsのイベントログに出力されたイベントで、種類が設定されていないイベントに対して設定するエラー種別と重要度の定義です。

以下の0〜4のどれかが定義されます。

定義する値

エラー種別

重要度

0

エラー

最重要

1

エラー

重要

2

警告

警告

3

情報

一般

4

通知

通知

■注意事項

■使用例

【Windows版】

"on","30","3","1000","30","60","","cmd /c","","uxpopagt","3"

【UNIX版】

"on","30","3","1000","30","60","/usr/bin/sh","","root","uxpopagt",""

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