Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
セキュリティ管理者が、作業者(システム管理者および一般利用者)に特権の利用を承認する機能です。セキュリティ管理者は、作業者からの申請(作業申請書、作業手順書)を元に本コマンドを実施します。
本コマンドが実行された場合、コマンドの実行日付・操作場所などの情報が、アクセス制御ログおよびSystemwalkerコンソール監査ログにログ出力します。また、システム状態(ディスク容量が足りない)などによりログ出力できない場合は、システムログに出力し、処理を実行します。
swsvacapprove |
-b {作業開始日時 | NOW} -e {作業終了日時 | UNLIMIT} [-n 担当者氏名] [-p 特権] [-r] [-c コメント] -u 利用ユーザ [-m 多重度] |
システム保守作業の開始日時を指定します。日時を指定した場合、作業者がシステム保守開始コマンドで、指定した日時よりも前に正しい承認番号を指定して実行しても、作業に必要な特権を入手できません。
また、[NOW]を指定した場合は、即時、特権を利用できます。
システム保守作業の終了日時を指定します。日時を指定した場合、指定した日時よりも後で、作業者がシステム保守開始コマンドで、正しい承認番号を指定して実行しても、作業に必要な特権を入手することはできません。
また、[UNLIMIT] を指定した場合は、システム保守終了コマンドが実行されるまで特権を利用することができます。作業終了日時を見積もれない場合に指定してください。
作業担当者の氏名です。二重引用符で囲みます。
初期値は1、最大値は10です。
swsvacoperate(システム保守開始/終了コマンド)【Linux版】
swsvacapprovalview(システム保守承認状況表示コマンド)【Linux版】
Linux |
/opt/systemwalker/bin/swsvacapprove |
swsvacapprove -b 20080601090000 -e 20080601180000 -n "FUJI TORU" -p root -r -c "Apply OS Patch" -u user1 |
APPROVAL NUMBER : server_20080515_001 |
承認番号が出力されます。承認番号は、特権を許可した事実をシステム内で一意に示すものです。
承認番号の形式は、以下のとおりです。
[ホスト名]_[yyyymmdd]_[3桁の通番]
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