Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

[EE/GEE]
1.2.273 swsvacapprovalview(システム保守承認状況表示コマンド)【Linux版】

■機能説明

セキュリティ管理者が、システム内での承認状況を確認する機能です。

承認状況を確認する場合、システム内で承認されている特権の状況を表示できます。システム保守承認コマンドで指定した終了日時を過ぎたものや、作業終了コマンドにより終了されたものは表示されません。

本コマンドが実行された場合、コマンドの実行日付・操作場所などの情報が、アクセス制御ログおよびSystemwalkerコンソール監査ログに出力されます。また、システム状態(ディスク容量が足りない)などによりログ出力できない場合は、システムログに出力し、処理を実行します。

■記述形式

swsvacapprovalview

[-n 承認番号]

■オプション

-n:
セキュリティ管理者から通知された承認番号を指定します。

ASCII文字、256文字で指定します。

オプションを省略した場合は、現在実行したサーバ上で有効なすべての承認番号の情報を出力します。

■復帰値

0 :
正常終了
1:
権限違反
3:
多重起動
4:
通信異常
10 :
パラメタ異常
99:
内部異常

■参照

swsvacapprove(システム保守承認コマンド)【Linux版】

swsvacoperate(システム保守開始/終了コマンド)【Linux版】

■コマンド格納場所

Linux

/opt/systemwalker/bin/swsvacapprovalview

■実行に必要な権限/実行環境

【UNIX】

■使用例

swsvacapprovalview

■実行結果/出力形式

APPROVAL NUMBER USER ID Effective time Expiration time Num Comment
====================================================================================
server_20080515_001 user1 20080601090000 20080601180000 2 OS パッチ適用
server_20080515_002 user2 20080610160000 20080610180000 1 DB メンテナンス
server_20080515_001 user3 20080615090000 UNLIMIT 1

各項目の説明

項目

意味

APPROVAL NUMBER

承認番号:特権を許可した事実をシステム内で一意に示すものです。セキュリティ管理者により承認されている作業であることを示す番号となります。

USER ID

ユーザID:承認が許可されたOS上のユーザです。

Effective time

作業開始日時:承認された作業を開始可能な時間です。yyyymmddhhMMssの形式で表示します。

Expiration time

作業終了日時:承認された作業が終了する予定時刻です。yyyymmddhhMMssの形式、または終了時刻が設定されていない場合は"UNLIMIT "が表示されます。

Num

多重度:同時に作業を行える多重度を指定します。

Comment

コメント:承認時に設定したコメントを表示します。設定されていない場合は何も表示されません。


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