Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.218 ncvbackup.bat(統合コンソールバックアップコマンド)

■機能説明

本コマンドは、統合コンソールの資源を、指定された退避先ディレクトリに退避します。

■記述形式

ncvbackup.bat

-b 退避先ディレクトリ名 [-u 退避ユーザ名]

■オプション

-b 退避先ディレクトリ名:
資産を退避するディレクトリ名をフルパスで指定します。指定したディレクトリが存在しない場合は自動的に作成されます。
-u 退避ユーザ名:
資産を退避するユーザ名を指定します。省略された場合は、全ユーザ情報を退避します。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了
2:
警告レベルのエラー

■参照

ncvrestore.bat(統合コンソールリストアコマンド)

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\ncvconsole\utility\bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例1

統合コンソールの資源を“c:\backup"に退避します。

ncvbackup.bat -b c:\backup


■使用例2

ユーザ(userA)の統合コンソールの資源を“c:\backup"に退避します。

ncvbackup.bat -b c:\backup -u userA

■実行結果/出力形式

正常終了時は、メッセージは出力されません。

異常終了時は、失敗した原因に合わせて、以下のメッセージが出力されます。

メッセージ

意味

実行権限がありません

Administrator権限を持っていないユーザで実行しました。

インストール情報の取得に失敗しました

統合コンソールのインストール先の取得に失敗しました。(通常は発生しません。OSなどの環境異常時だけ発生する可能性があります。)

退避する情報がありません

ユーザ名を指定してバックアップを実行しましたが、指定したユーザの資産が存在しません。

退避先の指定に誤りがあります

退避先に指定したディレクトリが存在しない、書き込み権限がないなどの理由により、退避先にコピーできませんでした。

統合コンソール情報の退避に失敗しました

その他の理由により、資産の退避に失敗しました。


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