Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.173 mpnmdctl(クラスタのインタフェース検出抑止コマンド)

■機能説明

本コマンドは、モードを変えることにより、論理IPだけのノードやプライベートIP(系間パスのIP)のセグメントフォルダが監視マップ上に検出されないようにします。また、ノード検出時に、論理IPを持っているノードを検出対象とするかどうかについて設定の表示を行います。

■記述形式

mpnmdctl

[ON|OFF]

■オプション

[ON|OFF]:
論理IPを持っているノードを検出対象とするかについて設定、または、設定の表示を行います。
ON:
論理IPを持っているノードは検出しません。
OFF:
論理IPを持っているノードも検出します。
指定なし:
論理IPを持っているノードの検出について、検出する/検出しないのどちらに設定されているかを確認します。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

表:ネットワーク管理用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■注意事項

論理IPを持つノードを検出しないモードに切り替えた場合、クラスタ運用しているシステムでフェールオーバ/フェールバックが起きると、次の現象が発生します。

■使用例1

論理IPを持っているノードは検出しないよう設定します。

mpnmdctl ON

■使用例2

論理IPを持っているノードも検出するよう設定します。

mpnmdctl OFF

■使用例3

論理IPを持っているノードの検出について設定を確認します。

mpnmdctl

■実行結果/出力形式

Current setting = ON

ノード検出時に、論理IPを持つノードを検出しません。

Current setting = OFF

ノード検出時に、論理IPを持つノードを検出します。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008