Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
目次
索引
![]() ![]() |
第1章 コマンドリファレンス | > 1.2 コマンド |
収集したログを圧縮します。
圧縮したログは元のログと同じディレクトリに作成されます。
本コマンドは実行後に元のログを削除します。
圧縮先ディレクトリに同名の圧縮ログが存在する場合は、以下のように処理します。
既存の圧縮ログを解凍し、同名のテキストログの内容に新規のテキストログの内容を結合します。結合の途中でテキストログのファイルサイズが2GBを超える場合は、ログ収集時と同様に、2GBごとにテキストログを分割し通番を付加します。この場合のファイル名は以下のようになります。
[ファイル名の形式]
ファイル名が"Server_LogName_Code_Date_XX.log"の場合
Server:サーバ名
LogName:ログ識別名
Code:文字コード
Date:日付(YYYYMMDD形式)
XX:分割通番(2GBごとに分割される場合のみ)
既存の圧縮ログを、新規に作成した圧縮ログで上書きします。
圧縮処理を中断し、エラー終了します。
mpatmarchive |
[-H サーバ名] [-A ログ識別名] [[-F 日数 -T 日数] | [-B 日付 [-E 日付]]] [-L 圧縮元ディレクトリ] [ -K LOG | CSV ] |
-F、-Tは対で指定します。この指定は省略できます。
-B、-Eは対で指定します。この指定は省略できます。また-Eは省略できます。
-F,-Tの対と-B,-Eの対は重複して指定できません。どちらかの対を使います。
ASCII(128文字以内)で指定します。
IPアドレスを指定する場合、先頭に0をつけると8進数での指定扱いとなるため、先頭に0を指定しないでください。
本パラメタを省略した場合、すべてのサーバが対象となります。
IPアドレスを指定する場合、圧縮元ディレクトリ内のログファイル名のサーバ名がIPアドレス表記になっている必要があります。
ログ識別名はASCII(80文字以内)で指定します。
本パラメタを省略した場合、すべてのログ識別名が対象となります。
本パラメタで指定した範囲の日数のログを対象とします。
本パラメタ(-F/-T)は、必ず対の指定を行う必要があります。
本パラメタは、0以上の数値を指定します。
本パラメタ -F は、-Tのパラメタ以上の値を設定します。
本パラメタを省略し、-B パラメタも省略した場合は、1日前のログデータのみ対象となります。
-B -Eパラメタと同時に指定できません。
(例) 3日前から1日前までの範囲のログを対象とします。
-F 3 -T 1
-Eパラメタを省略した場合は、-Bパラメタで指定した日付のログのみを対象とします。
-Eパラメタを指定した場合は、-Bパラメタの日付から-Eパラメタの日付までの期間が対象となります。
-Eパラメタは、-Bと必ず対で指定する必要があります。
本パラメタは、以下のように指定します。
YYYY: 西暦年を指定します。
MM : 01〜12で月を指定します。
DD : 01〜31で日付を指定します。
本パラメタに本コマンドを実行するときより未来の日付を指定して実行した場合、本コマンドはエラーとなります。
-F -T パラメタと同時に指定することはできません。
(例1) 2006年07月25日のみを対象とします。
-B 20060725
(例2) 2006年7月25日から2006年8月24日までの期間を対象とします。
-B 20060725 -E 20060824
また、ルートディレクトリ(Windowsの場合“c:\”など、UNIXの場合“/”)を指定した場合や、ディレクトリ名の最後にパス区切り文字(Windowsの場合“\”、UNIXの場合“/”)を指定した場合は、本コマンドはエラーとなります。
表:監査ログ管理用コマンド
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris/Linux |
/opt/systemwalker/bin |
圧縮元ディレクトリ配下(C:\work)の監査ログを圧縮します。
mpatmarchive -L C:\work |
格納したログのうち、ログ識別名がlog1のログファイルを5日分だけ圧縮します。
mpatmarchive -A log1 -F 5 -T 1 |
mpatm: 情報: 2: mpatmarchiveコマンドを開始します。 |
目次
索引
![]() ![]() |