Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.70 idorcagent(操作制御エージェント起動条件ファイル作成コマンド)

■機能説明

操作制御エージェント起動条件ファイルを作成し、適用します。

コマンドを実行後に、Administratorsグループに所属したユーザのユーザIDとパスワードの入力が必要です。

■記述形式

idorcagent

filename [-r] [-n]

■オプション

filename:
操作制御エージェント起動条件記述ファイルをフルパスで指定します。
-r:
操作制御エージェント起動条件ファイルから操作制御エージェント起動条件記述ファイルを復元します。Systemwalker Centric Managerの再起動後に反映するように操作制御エージェント起動条件ファイルを作成した場合は、現在動作している定義ではなく,再起動後に反映する情報から復元します。

“-n”オプションと同時に指定した場合は、現在動作中の操作制御エージェント起動条件ファイルから復元します。

-n:
操作制御エージェント起動条件ファイルの設定内容を即時適用する場合に指定します。-nを指定しない場合は、次回のSystemwalker Centric Manager起動時に設定内容を反映します。

ただし、以下の場合は、本オプションを指定した場合でも、Systemwalker Centric Managerの再起動が必要になります。

“-r”オプションと同時に指定した場合は、現在動作中の操作制御エージェント起動条件ファイルから復元します。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

操作制御エージェント起動条件記述ファイル

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpOrCtrl\bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

■注意事項

■使用例

操作制御エージェント起動条件ファイルを作成します。

c:\Systemwalker\mpwalker.dm\MpOrCtrl\bin\idorcagent.exe c:\temp\idorcagent.conf
User Name: User
Password: XXXXX

■実行結果/出力形式

操作制御エージェント起動条件記述ファイルの形式が正しくない場合、以下のように出力されます。以下の例はintervalパラメタに不当な値を指定した場合です。

処理を継続する場合:

c:\Systemwalker\mpwalker.dm\MpOrCtrl\bin\idorcagent.exe c:\temp\idorcagent.conf
line 2: Invalid value. [interval=9999]
Continue the conversion? (y/n) y
User Name:User
Password: XXXX

処理を中断する場合:

c:\Systemwalker\mpwalker.dm\MpOrCtrl\bin\idorcagent.exe c:\temp\idorcagent.conf
line 2: Invalid value. [interval=9999]
Continue the conversion? (y/n) n

Command aborted.

■操作制御エージェント起動条件記述ファイルの形式エラーのメッセージ

操作制御エージェント起動条件記述ファイルの形式に誤りがある場合は、誤りを訂正して使用するようにしてください。

コンソール操作制御では操作制御エージェント起動条件記述ファイルの形式に誤りがある場合に、その定義を省略値に変更または定義を無効にして、処理を続行することが可能です。形式エラーの内容を示すエラーメッセージを出力後に以下の問合せのメッセージが出力されます。

メッセージ:

Continue the conversion? (y/n)

対処:

エラー内容を確認し変換処理を継続する場合は、"y"を入力後、Enterキーを入力します。処理を中断する場合は、"n"を入力後、Enterキーを入力します。

継続時の処理:

エラーと判定した項目に省略値がある場合は、省略値で定義されます。省略値がないものは定義された項目が無効となります。

中断時の処理:

以下のメッセージを出力し、変換処理を中止します。

"Command aborted."

操作制御エージェント起動条件記述ファイルの形式エラーの内容は、以下の形式で出力されます。

line NN: メッセージ [エラー文字列]

 NN: 操作制御エージェント起動条件記述ファイルの先頭からの行番号

 メッセージ: エラーメッセージ(エラーメッセージと意味については、“Systemwalker Centric Managerメッセージ説明書”の“idorcagentコマンドに関するメッセージ”を参照してください。)

 エラー文字列: エラーと判定した文字列


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