Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド> 1.2.49 drmslst(DRMS管理ファイルの情報検索コマンド)

1.2.49.7 システム名の定義情報、送信状況および適用状況の検索

■機能説明

DRMS管理ファイル内のシステム情報、システム修正データ、ユーザ資源および送信と適用状況を検索して出力します。

本コマンドでは、オプションの指定(-mオプション)により、運用管理サーバから部門管理/業務サーバ、または部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバのDRMS管理ファイルを、オンラインで検索し(以降、オンライン検索と呼びます)、DRMS管理ファイルの更新およびリスト出力することができます。したがって、部門管理/業務サーバ側でオフライン配付された資源についても適用状況を知ることができます。

■記述形式

drmslst

-a sys [-k システム種別] [-s 出力システム名] [-l 出力オプション] [-m 検索先サーバ名] [-z all|no] [-Y non|mng|nomng|all] [-V] [-G] [-H own|other] [-D ドメイン名] [-d all|diff]

■オプション

-a sys:
本コマンドの機能を定義します。本オプションは“sys”と指定します。
-k システム種別:
検索するシステムの種別を指定します。

本オプションは、運用管理サーバのDRMS管理ファイル内を検索する場合とオンライン検索する場合により、以下のように指定します。

【Windows版】
[運用管理サーバのDRMS管理ファイルを検索する場合]
own:
自システム情報を検索する場合に指定します。
serv:
あて先システム情報として、サーバ情報を検索する場合に指定します。
cl:
あて先システム情報として、クライアント情報を検索する場合に指定します。

本オプションが省略された場合、own、serv、clすべての情報が出力されます。

[オンライン検索する場合]

serv:
オンライン検索するサーバにある自システム情報を検索する場合に指定します。
cl:
オンライン検索するサーバにあるクライアント情報を検索する場合に指定します。

オンライン検索する場合に本オプション省略した場合は、オンライン検索するサーバにある自システム情報と配下のクライアントのシステム情報を検索します。

【UNIX版】
[運用管理サーバのDRMS管理ファイルを検索する場合]
own:
自システム情報を検索する場合に指定します。
serv:
あて先システム情報として、サーバ情報を検索する場合に指定します。
ws:
あて先システム情報として、クライアント情報を検索する場合に指定します。

本オプションが省略された場合、own、serv、wsすべての情報が出力されます。

[オンライン検索する場合]

serv:
オンライン検索するサーバにある自システム情報を検索する場合に指定します。
ws:
オンライン検索するサーバにあるクライアント情報を検索する場合に指定します。

オンライン検索する場合に本オプション省略した場合は、オンライン検索するサーバにある自システム情報と配下のクライアントのシステム情報を検索します。

-s 出力システム名:
出力するシステム(どのシステムの情報を出力するか)のあて先システム名を指定します。

Windows版の場合、出力システム名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。

UNIX版の場合、出力システム名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。

出力システム名には、ワイルド・カードが指定できます。この場合、出力システム名全体を“"(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。本オプションを指定するときは、必ず-kオプションを指定してください。

*:
任意個の任意の文字列
?:
任意の1字に対する文字

本オプションが省略された場合、すべてのシステムの情報が出力されます。

なお、-zオプションに“no”が指定された場合、本オプションの指定は省略値の扱いとなります。

-l 出力オプション:
検索結果を出力するための出力オプションを指定します。
【Windows版】
本オプションは以下のように指定します。
sys:
システムの情報を出力
rsc:
システムの情報およびユーザ資源の送信状況を出力
ptf:
システムの情報および一括修正データの送信状況を出力
puf:
システムの情報および応急修正データまたは緊急修正データの送信状況を出力
non:
最新情報をリスト出力しないで、オンライン検索した結果を運用管理サーバのDRMS管理ファイルに格納する場合に指定
line:
回線接続システム情報の出力

本オプションを省略した場合は、すべてのデータの送信状況を出力します。本オプションは複数指定が可能ですが、その場合は各オプションを“,(カンマ)”または1つ以上の空白で区切り、全体を“”(ダブルクォーテーション)”で囲んでください。

なお、本オプションでnonまたはlineとほかの出力オプションを複数指定することはできません。また、-zオプションに“no”が指定された場合は、本オプションの指定は省略値の扱いとなります。

【UNIX版】
本オプションは以下のように指定します。
sys:
システムの情報を出力
rsc:
システムの情報およびユーザ資源の送信状況を出力
ptf:
システムの情報および一括修正データの送信状況を出力
puf:
システムの情報および応急修正データまたは緊急修正データの送信状況を出力
job:
業務構成情報の送信状況を出力
non:
最新情報をリスト出力しないで、オンライン検索した結果をサーバのDRMS管理ファイルに格納する場合だけ指定

本オプションを省略した場合は、すべてのデータの送信状況を出力します。本オプションは複数指定が可能ですが、その場合は各オプションを“,(カンマ)”または1つ以上の空白で区切り、全体を“”(ダブルクォーテーション)”で囲んでください。

なお、本オプションでnonとほかの出力オプションを複数指定することはできません。また、-zオプションに“no”が指定された場合は、本オプションの指定は省略値の扱いとなります。

-m 検索先サーバ名:
オンライン検索するサーバのあて先システム名(どのサーバのDRMS管理ファイルを検索するか)を指定します。

Windows版の場合、検索先サーバ名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。

UNIX版の場合、検索先サーバ名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。

検索先サーバ名にはワイルド・カードが指定できます。この場合、検索先サーバ名全体を“"(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。本オプションを省略した場合、資源配付は、オンライン検索しないで自分のDRMS管理ファイルを検索します。なお、-kオプションでownを指定した場合、本オプションは無効となります。

*:
任意個の任意の文字列
?:
任意の1字に対する文字

なお、本オプションによりオンライン検索した場合は、検索結果を自分のDRMS管理ファイルに反映します。

ただし、-zオプションで“no”を指定した場合は反映しません。

-z all|no:
DRMS管理ファイルを更新するかどうかを指定します。本オプションは以下のように指定します。
all:
DRMS管理ファイルを更新する
no:
DRMS管理ファイルを更新しない

本オプションを省略した場合は、“all”が指定されたものとみなします。

-Y non|mng|nomng|all:
出力対象とするクライアントの出力情報を指定します。
non:
管理情報、論理構成名を出力しない。
mng:
ステータスを管理しているクライアントだけを出力する。
nomng:
ステータスを管理していないクライアントだけを出力する。
all:
すべての情報を出力する。

省略した場合は、“non”が指定されたものとみなします。

Windows版の場合、-k cl時だけ指定可能です。

UNIX版の場合、-k ws時だけ指定可能です。

-V:
出力するリスト形式に、論理構成名情報を追加した形式のリストを出力するかどうかを指定します。省略すると論理構成名情報を出力しません。
-G:
クライアント資源のダウンロード種別を表示する場合に指定します。
-H own|other:
検索対象のシステムが、運用管理サーバ配下のサーバ(以降、隣接サーバと呼びます)か、サーバ配下のサーバ(以降、非隣接サーバと呼びます)かを指定します。
own:
隣接サーバのシステムに対して検索します。
other:
非隣接サーバのシステムに対して検索します。

本オプションを省略した場合、"own"が指定されたものとみなします。

-D ドメイン名
検索するシステムが、非隣接サーバ配下に接続されているクライアントの場合に、その非隣接サーバを指定します。
-d all|diff:
前回のオンライン検索からの差分によるオンライン検索を行うかどうかを指定します。本オプションは以下のように指定します。
all:
すべての情報を検索します。
diff:
前回からの差分だけを検索します。

本オプションは-zオプションに"no"を指定した場合に指定します。

本オプションを省略した場合、"all"が指定されたものとみなします。

なお、本オプションに"diff"を指定した場合、-lオプションに"rsc"以外は指定できません。また-kオプションも指定できません。

■復帰値

0:正常終了
検索処理が正常に終了しました。

通信エラーが発生し検索先サーバの検索処理が行えませんでしたが、DRMS管理ファイルに保存されている検索先サーバの情報を出力しました。

3:処理継続不可能な使用者エラー
通信エラーが発生しました。検索処理ができません。

オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。

4:プログラムエラー
システムエラーが発生しました。検索処理ができません。

■参照

表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■注意事項

■使用例1

あて先システム名を“SERV1”、システム種別を“serv”、出力オプションを“rsc”と指定し、指定したシステム名のシステム情報を出力します。

【Windows版】

drmslst -a sys -s SERV1 -k serv -l rsc
1
SERV1 serv node01 tcp/ip keep 1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *

【UNIX版】

drmslst -a sys -s SERV1 -k serv -l rsc
1
SERV1 serv node01 tcp/ip keep Man Jan 11 09:21:44 1999 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * Tue Jan 12 09:21:44 1999 * * *

■使用例2

あて先システム名を省略(すべてのシステムの情報を出力)、システム種別を“serv”、出力オプションを“rsc”と指定し、システム情報を出力します。

【Windows版】

drmslst -a sys -k serv -l rsc
1
SERV serv node01 tcp/ip keep 1999/05/10 10:21:50 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *

【UNIX版】

drmslst -a sys -k serv -l rsc
1
SERV serv node01 tcp/ip keep Man Jan 11 10:21:50 1999 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * Tue Jan 12 09:21:44 1999 * * *

■使用例3

出力するシステムの種別を“serv”、出力するシステム名を“SERV1”、出力オプションを“rsc”、オンライン検索するサーバのシステム名を“SERV1”と指定し、システム情報を出力します。

【Windows版】

drmslst -a sys -k serv -s SERV1 -m SERV1 -l rsc
1
SERV1 serv SERV1 tcp/ip release 1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *

【UNIX版】

drmslst -a sys -k serv -s SERV1 -m SERV1 -l rsc
1
SERV1 serv SERV1 tcp/ip release Man Jan 11 09:21:44 1999 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * Tue Jan 12 09:21:44 1999 * * *

■使用例4

【Windows版】

検索するシステムの種別を“cl”、出力するシステム名を“CL1”、出力オプションを“rsc”、オンライン検索するサーバのシステム名を“SERV1”と指定し、システム情報を出力します。

drmslst -a sys -k cl -s CL1 -m SERV1 -l rsc
1
CL1 cl 133.162.104.203 tcp/ip *  1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * 1999/05/10 09:21:44 * * *

【UNIX版】

検索するシステムの種別を“ws”、出力するシステム名を“CL1”、出力オプションを“rsc”、オンライン検索するサーバのシステム名を“SERV1”と指定し、システム情報を出力します。

drmslst -a sys -k ws -s CL1 -m SERV1 -l rsc
1
CL1 ws 133.162.104.203 tcp/ip *  Man Jan 11 09:21:44 1999 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * Man Jan 11 09:21:44 1999 * * *

■使用例5

【Windows版】

検索するシステムの種別を“cl”、出力するシステム名を“CL1”、クライアント資源のダウンロード種別を表示すると指定し、システム情報を出力します。

drmslst -a sys -k cl -s CL1 -G
1
CL1 cl 133.162.104.203 tcp/ip *  1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * 1999/05/10 09:21:44 * * * 0

【UNIX版】

検索するシステムの種別を“ws”、出力するシステム名を“CL1”、クライアント資源のダウンロード種別を表示すると指定し、システム情報を出力します。

drmslst -a sys -k ws -s CL1 -G
1
CL1 ws 133.162.104.203 tcp/ip *  Man Jan 11 09:21:44 1999 * * 0 1 0
 textdata V11L10 1
  e10 0 20 10 * Man Jan 11 09:21:44 1999 * * * 0

■使用例6

【Windows版】

初回の差分状況検索ではサーバの送受信・適用状況をすべて出力します。

drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2                                                                   
NTSERV serv close tcp/ip * 1999/04/10 09:21:44 * 支社1 0  4  0      
  RMSLEVEL     V001         1                                       
    RMS00000 1 30 10 * 2003/06/23 15:09:39 2003/06/23 16:01:09 * *  
  RSC01        *            1                                       
    E001     2 20 10 2003/06/21 16:01:02 2003/06/23 15:09:44 * * *  
  RSC99        *            1                                       
    E001     0 20 10 * 2003/06/23 15:14:18 * * *                    
  SYSLEVEL     V001         1                                       
    RMS00000 2 20 10 2003/06/21 16:01:02 2003/06/23 16:01:07 * * *  
CL1 cl CL1 tcp/ip * 2003/06/23 16:13:58 *      0     3     0        
  RSC01        *            1                                       
    E001     0 30 11 * 2003/06/23 16:14:36 2003/06/23 16:14:41 I/O *
  RSC99        *            1                                       
    E001     0 30 11 * 2003/06/23 16:14:11 2003/06/23 16:14:17 I/O *
  SYSLEVEL     V001         1                                       
    RMS00000 0 30 11 * 2003/06/23 16:14:36 2003/06/23 16:14:41 * *  

上記検索からの差分だけを出力します。

drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2                                                                 
NTSERV serv close tcp/ip * 1999/04/10 09:21:44 * 支社1 0  4  0    
  RMSLEVEL     V001         1                                     
    RMS00001 1 30 10 * 2003/06/23 17:12:26 2003/06/23 18:01:47 * *
  RSC01        *            1                                     
    E002     2 20 10 2003/06/21 16:01:41 2003/06/23 17:12:35 * * *
  RSC99        *            0                                     
  SYSLEVEL     V001         1                                     
    RMS00001 2 20 10 2003/06/21 16:01:41 2003/06/23 18:01:45 * * *
CL1 cl CL1 tcp/ip * 2003/06/23 16:13:58 *    0     3     0        
  RSC01        *            1                                     
    E002     0 20 10 * 2003/06/23 18:14:38 * * *                  
  RSC99        *            0                                     
  SYSLEVEL     V001         1                                     
    RMS00002 0 20 10 * 2003/06/23 18:14:39 * * *                  

【UNIX版】

初回の差分状況検索ではサーバの送受信・適用状況をすべて出力します。

drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2                                                                  
NTSERV serv close tcp/ip * Man Jan 11 09:21:44 1999 * 支社1 0  4  0
  RMSLEVEL     V001         1                                      
    RMS00000 1 30 10 * Man Jan 13 15:09:39 2003 Man Jan 13 16:01:09 2003 * *
  RSC01        *            1                                       
    E001     2 20 10 Fri Jan 10 16:01:02 2003 Man Jan 13 15:09:44 2003 * * *
  RSC99        *            1                                       
    E001     0 20 10 * Man Jan 13 15:14:18 2003 * * *               
  SYSLEVEL     V001         1                                       
    RMS00000 2 20 10 Fri Jan 10 16:01:02 2003 Man Jan 13 16:01:07 2003 * * *
CL1 ws CL1 tcp/ip * Man Jan 13 16:13:58 2003 *      0     3     0   
  RSC01        *            1                                       
    E001     0 30 11 * Man Jan 13 16:14:36 2003 Man Jan 13 16:14:41 2003 I/O *
  RSC99        *            1                                       
    E001     0 30 11 * Man Jan 13 16:14:11 2003 Man Jan 13 16:14:17 2003 I/O *
  SYSLEVEL     V001         1                                       
    RMS00000 0 30 11 * Man Jan 13 16:14:36 2003 Man Jan 13 16:14:41 2003 * *

上記検索からの差分だけを出力します。

drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2                                                                 
NTSERV serv close tcp/ip * Man Jan 11 09:21:44 1999 * 支社1 0  4  0
  RMSLEVEL     V001         1                                     
    RMS00001 1 30 10 * Man Jan 13 17:12:26 2003  Man Jan 13 18:01:47 2003 * *
  RSC01        *            1                                     
    E002     2 20 10 Fri Jan 10 16:01:41 2003 Man Jan 13 17:12:35 2003 * * *
  RSC99        *            0                                     
  SYSLEVEL     V001         1                                     
    RMS00001 2 20 10 Fri Jan 10 16:01:41 2003 Man Jan 13 18:01:45 2003 * * *
CL1 ws CL1 tcp/ip * Man Jan 13 16:13:58 2003 *    0     3     0   
  RSC01        *            1                                     
    E002     0 20 10 * Man Jan 13 18:14:38 2003 * * *             
  RSC99        *            0                                     
  SYSLEVEL     V001         1                                     
    RMS00002 0 20 10 * Man Jan 13 18:14:39 2003 * * *                  

■実行結果/出力形式

図:システム名の定義情報、送信状況の出力形式”にシステム名の定義情報、送信状況の出力形式を、“図:システム名の送受信、適用状況の出力形式”にシステム名の送受信、適用状況の出力形式を、“図:クライアント情報、論理構成名情報の出力形式”にクライアント情報、論理構成名情報の出力形式を、“図:クライアント資源のダウンロード種別の出力形式”にクライアント資源のダウンロード種別の出力形式を示します。

[図:システム名の定義情報、送信状況の出力形式]

[出力形式1: -l sys を指定した場合]
【Windows版】

【UNIX版】

備考1.
コメントを省略して登録した場合は、“*”の形式に出力します。
備考2.
(6) は、システム種別がclまたはwsの場合、“*”の形式に出力します。
備考3.
定義の日付、時間は“コントロールパネル”の“各国対応”の“日付の形式”、“時刻の形式”で設定している形態に準拠して出力します。
[出力形式2: -l ptf、pufを指定した場合]
【Windows版】

【UNIX版】

備考1.
(10)適用予定日時の指定がなかった場合、または適用が行われていない場合は、日時を“*”の形式に出力します。
備考2.
(12)エラーコードが通知されていない場合、(13)ユーザ情報が設定されていない場合は、“*”の形式に出力します。
備考3.
(4)ptf数、(5)puf数は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。
[出力形式3: -l rscを指定した場合]
【Windows版】

【UNIX版】

備考1.
(2)バージョン・レベルが空白で登録していた場合は、“*”の形式に出力します。
備考2.
(8)適用予定日時および(11)適用日時の指定がなかった場合は“*”の形式に出力します。
備考3.
(8)適用予定日時、(9) 送受信日付、(10)送受信時間、(11)適用日時は“コントロールパネル”の“各国対応”の“日付の形式”、“時刻の形式”で設定している形態に準拠して出力します。
備考4.
(3)世代識別名数は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。

[図:システム名の送受信、適用状況の出力形式]

[出力形式1: -l rscを指定した場合]
【Windows版】

【UNIX版】

備考1.
(7)コメント、(12)パージョンレベルを空白で登録していた場合は、“*”の形式に出力します。
備考2.
(20)適用日時で未適用の場合は、“*”の形式に出力します。
備考3.
(6)定義の日時、(18)適用予定日時、(19)送受信日時は“コントロールパネル”の“各国対応”の“日付の形式”、“時刻の形式”で設定している形態に準拠して出力します。
備考4.
(13)世代識別名数は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。
【Windows版】
[出力形式2: -k clを指定した場合]

【UNIX版】
[出力形式2: -k wsを指定した場合]

備考1.
(7)コメントを空白で指定していた場合は、“*”の形式に出力します。
備考2.
(18)適用予定日時は、“*”の形式に出力します。
備考3.
(6) 定義の日時、(18)適用予定日時、(19)送受信日時は“コントロールパネル”の“各国対応”の“日付の形式”、“時刻の形式”で設定している形態に準拠して出力します。
備考4.
(19)送受信日時に“*”が表示され、(20)適用日時に適用日時が表示されている場合があります。

これは、クライアントが新しく設置または移設されたときに、クライアント側が持つ適用済世代情報に基づき、サーバ側で管理するクライアントのステータス情報が自動的に復元されたもので、資源がダウンロードされていなくても、復元されたステータス情報から、適用日時が表示されるためです。

備考5.
(13)世代識別名数は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。

[図:クライアント情報、論理構成名情報の出力形式]

【Windows版】
drmslst -a sys -k cl -Y all -V

【UNIX版】
drmslst -a sys -k ws -Y all -V

[図:クライアント資源のダウンロード種別の出力形式]

【Windows版】
drmslst -a sys -G

【UNIX版】
drmslst -a sys -G

表:適用種別、処理状態および処理結果の説明”に適用種別、処理状態および処理結果の説明を示します。

[表:適用種別、処理状態および処理結果の説]

適用種別

処理状態

処理結果

エラーコード

0:即時適用
1:手動適用
2:後刻適用
3:IPL 適用

10:状況問い合わせ
20:送受信
30:適用

10:正常
11:異常
12:処理中

I/O:I/Oエラー
NOSP:スペース不足
TRNS:通信異常
SYS:システム異常
RJCT:パッケージの適用拒否
DEFR:パッケージの適用延期
STUP:事前配付中で適用待ち
OTHR:その他の異常

“適用予定日時”、“送受信日時”および“適用日時”が未定の場合は“*”の形式に出力します。

Y97011 0 20 10  *  1999/05/10 09:21:44  *  *  *

以下にエラーコードとユーザ情報の説明をします。

エラーコード:
資源の適用でエラーが発生した場合の情報です。
I/O:I/Oエラー
[対処] ファイルが存在するディレクトリを復旧させてから、再実行してください。
NOSP:ディスク容量不足
[対処] 不要なファイルを削除し、媒体上に空き領域を作成してから再実行してください。
TRNS:通信異常
[対処] ネットワーク環境の異常が考えられます。環境を確認してください。
SYS:システム異常
[対処] 資源配付の障害の可能性があります。技術サポート担当者に連絡してください。
STUP:事前配付中で適用待ち
[対処] クライアントへの事前配付が可能な状態です。なお、本状態の場合は、以下の注意事項があります。

「通常配付」世代のクライアント適用予定日時が経過していない状態で次の世代が「事前配付」世代場合は、本ステータスでもクライアントへの事前配付できません。

本ステータスはサーバ側の資源の適用が完了していない状態です。クライアント側で資源の適用を行うためにはサーバ側の資源の適用が完了している必要があります。

RJCT:パッケージの適用拒否
[対処] 対処の必要はありません。
DEFR:パッケージの適用延期
[対処] 対処の必要はありません。
OTHR:その他の異常
[対処] 上記以外の理由でエラーが発生しました。対象部門管理/業務サーバで出力されているエラーメッセージに基づいて対処してください。
ユーザ情報:
資源の適用処理でユーザが設定した情報です。

【Windows版】

回線接続システム情報の出力形式を、以下に示します。

drmslst -a sys -l line


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008