Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド> 1.2.42 drmsdlt(資源配付の管理情報削除コマンド(サーバ用))

1.2.42.7 システム修正データの削除

■機能説明

システム修正データの、指定の修正レベルを削除します。一括修正データは最新または最古の修正レベルを削除し、応急修正データまたは固有修正データは指定された修正レベルを削除します。

■記述形式

drmsdlt

-a 修正種別 -o OS識別名 -p 製品名 -v バージョン・レベル [-n|-l 修正レベル]

■オプション

-a 修正種別:
削除するシステム修正データの種別を指定します。本オプションは以下のように指定します。
ptf:
一括修正データ
puf:
応急修正データまたは固有修正データ
-o OS識別名:
製品が動作するOSのOS識別名を指定します。本オプションは以下のように指定します。
UXPDS:
DS/90 7000シリーズのシステム修正データの場合
-p 製品名:
システム修正データの製品名を指定します。製品名は、ASCII(12文字以内)の英数字で指定します。
-v バージョン・レベル:
削除する製品のバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。
-n:
最新の一括修正レベルを削除する場合に指定します。省略した場合は、最古の修正レベルの削除を指定したとみなします。本コマンドでは、中間の一括修正レベルを削除することができません。本オプションは、-aオプションで“ptf”を指定した場合に指定することができます。-aオプションに“puf”を指定した場合は、本オプションを指定することはできません。
-l 修正レベル:
応急修正データまたは緊急修正データを削除する場合に、修正レベルを指定します。修正レベルはASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションは、-aオプションで“puf”を指定した場合に指定する必要があります。-aオプションに“ptf”を指定した場合は、本オプションを指定することはできません。

■復帰値

0:成功
削除処理が正常に終了しました。
3:処理継続不可能な使用者エラー
指定した製品がありません。

指定した修正レベルがありません。

オプションの指定に誤りがあります。

4:プログラム・エラー
システムにエラーが発生しました。削除処理ができません。

■参照

drmsadd(DRMS管理ファイルへの資源データ登録コマンド)
drmsdfn(資源配付の管理情報定義コマンド(サーバ用))
表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■注意事項

製品のレベルアップを保証するため、中間の一括修正レベルを削除することはできません。

■使用例1

修正種別“ptf”、製品名“BS1”、バージョン・レベル“V10L20”、OS識別名“UXPDS”の最新の修正レベルを削除します。

drmsdlt -a ptf -o UXPDS -p BS1 -v V10L20 -n

■使用例2

修正種別“puf”、製品名“UXPDRMS”、バージョン・レベル“V12L10”、OS識別名“UXPDS”、修正レベル“TY00001”を削除します。

drmsdlt -a puf -o UXPDS -p UXPDRMS -v V12L10 -l TY00001

■実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。


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