Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド> 1.2.41 drmsdfn(資源配付の管理情報定義コマンド(クライアント用))

1.2.41.5 プロキシ情報の定義

■機能説明

http/https通信を使用して上位サーバと接続する条件としてプロキシを使用して接続する場合、本コマンドを使用して資源配付クライアントの管理ファイルに対してプロキシ情報を定義します。

■記述形式

drmsdfn

-a proxy -h 接続先のノード名 -i http|https -s プロキシサーバ名 -n ポート番号 [-u ユーザID] [-p パスワード] [-w]

■オプション

-a proxy:
本コマンドの機能を定義します。本オプションは“proxy”と指定します。
-h 接続先のノード名:
プロキシ情報設定する必要のある接続先のノード名をホスト名・ipアドレス・http URLアドレス・https URLアドレスのどれかを128バイト以内で指定します。
-i http|https:
定義するプロキシサーバ情報の種類を指定します。
http:
http通信時に使用するプロキシサーバ情報を定義します
https:
https通信時に使用するプロキシサーバ情報を定義します。
-s プロキシサーバ名:
プロキシサーバ名を256バイト以内で指定します。
-n ポート番号:
ポート番号を0〜65535までの数字で指定します。
-u ユーザID:
ユーザIDを80バイト以内で指定します。本オプションが省略された場合、ユーザIDは定義しません。
-p パスワード:
パスワードを80バイト以内で指定します。空白を含むパスワードを指定する場合は“"(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。また、パスワードに“"(ダブルクォーテーション)”を含める場合は“"(ダブルクォーテーション)”の直前に“\”を指定してください。本オプションが省略された場合はパスワードなしとみなします。
-w:
本オプションを指定するとコマンドラインに"Password:"の文字を出力します。パスワードは画面に表示されません。また、パスワードに“"(ダブルクォーテーション)”を含める場合は“"(ダブルクォーテーション)”の直前に“\”を指定する必要はありません。

■復帰値

0:正常終了
定義処理が正常に終了しました。
1:警告
指定された接続先のノード名が存在しません。

指定された接続先のノード名にすでにプロキシ情報が定義されています。

3:処理継続不可能な使用者エラー
オプションの指定に誤りがあります。プロキシ情報の定義ができません。
4:プログラムエラー
システムにエラーが発生しました。プロキシ情報の定義ができません。

動作中のファイルの置き換えが完了していません

■参照

表:資源配付用コマンド(クライアント用)

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例

接続先のノード名“HOST1”のhttp通信に対し、プロキシサーバ名“drms.fujitsu.com”ポート番号“8080”ユーザID“systemwalker”パスワードなしで定義します。

drmsdfn -a proxy -h HOST1 -i http -s drms.fujitsu.com -n 8080 -u systemwalker

目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008