PRIMEQUEST System Disk Mirror for Windows ユーザーズガイド V1.0
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付録B メッセージ

B.3 コマンドのメッセージ

コマンドのメッセージと対処方法を説明します。

 

■出力先と確認方法

コマンドのメッセージは、標準出力と標準エラー出力に出力されます (コマンドプロンプトでコマンドを実行した場合は、コマンドプロンプトにメッセージが表示されます)。また、一部のメッセージは、Windows OS のイベントログにも出力されます。

イベントログは、Windows OS のイベントビューアで確認できます。

イベントビューアは、[スタート]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[イベントビューア] を選択して起動します。

 

■出力形式

コマンドのメッセージは、出力先によって出力形式が異なります。

command はコマンド名、number はメッセージ番号、severity は重要度、message はメッセージ本文です。

◆標準出力または標準エラー出力に出力されるメッセージ

SDX: command: number: severity: message

◆イベントログに出力されるメッセージ

command: message

 

■変数の意味

メッセージ中の斜体字は、変数を表し、実際に出力される内容は状況によって異なります。メッセージ中で使用される変数の意味は、以下のとおりです。

[表 B_5: 変数の意味]

変数名

意味

arg

コマンドのオペランド

attribute

属性名

details

詳細情報

device(s)

ディスク番号

disk(s)

ミラーディスク名

group

ミラーグループ名

item

sdxinfo コマンドの出力の項目名

option

コマンドのオプション

seconds

秒数

value

属性値

 

■重要度

コマンドのメッセージを、重要度の高いものから順に説明します。重要度には、以下の 4 種類があります。

[表 B_6: 重要度]

メッセージ番号

重要度

意味

60XXX

ERROR (エラー)

コマンドが異常終了する場合に、原因を示す目的で出力されるメッセージです。

62XXX

WARNING (警告)

コマンドの異常終了には至らないが、何らかの異常事象が検出された場合に、警告をうながす目的で出力されるメッセージです。

64XXX

INFO (情報)

コマンドの動作に関する情報を提供する目的で出力されるメッセージです。

65XXX

HELP (ヘルプ)

コマンドを正しく使用するための修正方法を示す目的で出力されるメッセージです。通常は、コマンド構文を出力します。



下へB.3.1 コマンドのエラーメッセージ (60XXX)
下へB.3.2 コマンドの警告メッセージ (62XXX)
下へB.3.3 コマンドの情報メッセージ (64XXX)
下へB.3.4 コマンドのヘルプメッセージ (65XXX)

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