PRIMEQUEST System Disk Mirror for Windows ユーザーズガイド V1.0
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付録A コマンドリファレンス

A.3 sdxsnap - 調査資料の採取

■名称

sdxsnap - 調査資料の採取

 

■形式

sdxsnap [-k] [-d dir]
sdxsnap {-h | /?}

 

■説明

sdxsnap は、PSDM の構成、状態、動作履歴などの調査に必要な資料を採取するコマンドです。

管理者権限を持つユーザ (Administrators グループに属しているユーザ) が実行できます。

採取した資料は、CAB 形式で圧縮され、sdxsnapradXXXXX.cab というファイル名 (XXXXX は PSDM が自動的に生成する可変文字列) で保存されます。ファイル名は、コマンド終了時に表示されます。

 

■オプション

-d dir
採取した資料を格納するディレクトリを指定します。

本オプションを省略した場合、採取した資料は、PSDM をインストールしたディレクトリの Temp ディレクトリに格納されます。

-k
カーネルメモリログも採取します。

ディスクの空き容量が不足している場合や、通信手段などの制約のために当社技術員に送付できる調査資料のサイズに制限がある場合には、本オプションを省略することで、調査資料のサイズを小さくすることができます。

特に理由がある場合を除いて、本オプションは必ず指定してください。

-h
コマンドの使用方法を表示します。

/?
コマンドの使用方法を表示します。

 

■終了コード

0 : 正常終了
1 : 異常終了 (一時的なエラーではないため、時間をおいて再実行しても異常終了します)
2 : 異常終了 (一時的なエラーであり、時間をおいて再実行すると正常終了する可能性があります)
3 : 異常終了 (オプション誤り)

本コマンドが終了した直後に以下のコマンドを実行すると、終了コードが表示されます。

> echo %ERRORLEVEL%

 

■使用例

  1. カーネルメモリログ以外の調査資料を C:\snap に採取します。

    > sdxsnap -d C:\snap


  2. 調査資料を、PSDM のインストール先ディレクトリの \Temp に採取します。

    > sdxsnap -k



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