PRIMEQUEST System Disk Mirror for Windows ユーザーズガイド V1.0 |
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第1章 機能 |
ミラーグループの主な状態を示します。
ミラーグループを作成する前に、ミラー元のディスクにパーティションを作成しておき、ミラー先のディスクのパーティションはすべて削除しておきます。
ミラーグループを作成すると、ミラー元ディスクからミラー先ディスクへの等価性コピーが実行され、コピーが完了すると、ミラーリング状態になります。ミラー元ディスクがマスタディスクかつリード対象ディスクになり、ミラー先ディスクがサブディスクになります。
ブートディスクのミラー先ディスクからシステムを起動すると、ミラー先ディスクがマスタディスクかつリード対象ディスクになり、ミラー元ディスクがサブディスクになります。
サブディスクで I/O エラーが発生すると、サブディスクは ERROR 状態になりミラーリングの対象外になります。
サブディスクをミラーグループから削除すると、サブディスクのパーティションは削除され、サブディスクはミラーリング対象外になります。
マスタディスクで I/O エラーが発生すると、サブディスクがリード対象ディスクになり、マスタディスクは ERROR 状態になりミラーリング対象外になります。この状態でシステムを再起動すると、サブディスクが新たなマスタディスクになります。
マスタディスクをミラーグループから削除すると、サブディスクがリード対象ディスクになり、マスタディスクはミラーリング対象外になります。また、システムが自動的に再起動され、再起動後、元マスタディスクのパーティションが削除されます。再起動後は、サブディスクが新たなマスタディスクになります。
リード対象ディスク
通常、リード対象ディスクはマスタディスクと一致しています。ただし、以下の場合は、サブディスクがリード対象ディスクになります。
サブディスクが VALID 状態のときにマスタディスクで I/O エラーが発生した場合
マスタディスクをミラーグループから削除してからシステムを再起動するまでの間
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