Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第4部 SSLによる暗号化通信> 第13章 Interstage HTTP ServerでSSLを利用する方法> 13.2 SMEEコマンドで構築する証明書/鍵管理環境のSSLの設定> 13.2.3 関連ディレクティブ

13.2.3.31 <VirtualHost>

名前

 <VirtualHost>

形式

 <VirtualHost アドレス[:ポート]> ... </VirtualHost>

機能概要

 バーチャルホストを設定します。
 アドレスには、バーチャルホストとして使用するIPアドレス、またはバーチャルホストのドメインを含む完全なホスト名を指定します。特にアドレスを問わない場合は、“<VirtualHost _default_>”という特別な名前を指定できます。また、IPアドレスには、IPv6アドレスを角括弧([])で囲んで指定することもできます。
 ポート番号には、バーチャルホストが使用するポート番号を指定します。すべてのポート番号を対象とする場合は、“*”を指定します。

指定位置

 グローバルコンテキスト

省略値

 なし

注意事項

 ポート番号に“*”を指定してバーチャルホストを設定した場合、Interstage管理コンソール上で該当するバーチャルホストの表示・変更・削除を行うことができません。環境定義ファイル(httpd.conf)を使用して設定してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2008 FUJITSU LIMITED