Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集 |
目次 |
第4部 ログファイルに出力されるメッセージ | > 第42章 Interstage HTTP Serverが出力するメッセージ | > 42.1 Interstage HTTP Serverのエラーログ |
ここでは、ログレベルがerrorであるメッセージの意味・対処について、説明します。
%s1 not supported on this platform
[可変情報]
%s1:ディレクティブ名
[意味]
ディレクティブ%s1は、サポートしていません。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
ディレクティブ%s1は、使用しないでください。
(%s1)%s2: %s3: could not log pid to file %s4
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:Webサーバのプログラム名
%s4:プロセス管理ファイル名
[意味]
プロセス管理ファイル%s4のオープンに失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: %s3: Failed to open the service.
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:サービス名
[意味]
Webサーバのサービスのオープンに失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: %s3: getrlimit failed
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:ディレクティブ名
[意味]
システムリソースの上限値の取得に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: %s3: Unable to create the start_mutex.
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:サービス名
[意味]
デーモンプロセス用の排他資源の作成に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: %s3: Unable to start the service manager.
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:サービス名
[意味]
サービス制御マネージャの起動に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: ap_listen_open: unable to make socket non-blocking
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
[意味]
ソケットの非プロック化に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: apr_accept: (client socket)
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
[意味]
クライアントとのソケットの接続に失敗しました。
[システムの処理]
通信プロセスを終了します。Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
[意味]
クライアントからの接続待ちで異常が発生しました。
[システムの処理]
通信プロセスを終了します。Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、異常の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: Cannot resolve host name %s3 --- ignoring!
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:ホスト名
[意味]
バーチャルホスト%s3の名前解決に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、環境定義ファイル(httpd.conf)の<VirtualHost>セクションまたはNameVirtualHostディレクティブに指定したホスト名を確認してください。<VirtualHost>セクションおよびNameVirtualHostディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:デーモンプロセスのプロセスID
%s4:理由情報
[意味]
通信ソケットの待ち受け状態遷移において、異常が発生しました。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: Child %s3: Failed to acquire the start_mutex. Process will exit.
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:デーモンプロセスのプロセスID
[意味]
デーモンプロセス用排他資源の獲得に失敗しました。
[システムの処理]
デーモンプロセスを再起動します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: Child %s3: Failure releasing the start mutex
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:デーモンプロセスのプロセスID
[意味]
デーモンプロセス用排他資源の解放に失敗しました。
[システムの処理]
デーモンプロセスを終了します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: Failed to create the named pipe. pipe=%s3
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:名前付きパイプ名
[意味]
名前付きパイプ%s3の作成に失敗しました。
[システムの処理]
状態表示デーモンを終了します。Webサーバは、継続して運用します。
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除き、Webサーバを再起動してください。
(%s1)%s2: Failed to create the status display daemon. func=%s3
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:関数名
[意味]
状態表示デーモンの生成に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除き、Webサーバを再起動してください。
(%s1)%s2: Failed to open the named pipe. pipe=%s3
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:名前付きパイプ名
[意味]
名前付きパイプ%s3のオープンに失敗しました。
[システムの処理]
状態表示デーモンを終了します。Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除き、Webサーバを再起動してください。
(%s1)%s2: Failed to open the WinNT service manager
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
[意味]
サービス制御マネージャとの接続確立に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: Failed to resolve server name for %s3 (check DNS) -- or specify an explicit ServerName
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:IPアドレス
[意味]
IPアドレス%s3の名前解決に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: fork: Unable to fork new process
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
[意味]
通信プロセスの生成に失敗しました
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: make_sock: unable to listen for connections on address %s3
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:IPアドレス:ポート番号
[意味]
ソケットの待ち受け状態遷移に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: Parent: ResetEvent(restart_event) failed.
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
[意味]
再起動用イベントオブジェクトのリセットに失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバを再起動します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: Parent: SetEvent for child process %s3 failed.
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:デーモンプロセスのハンドル
[意味]
デーモンプロセス停止用イベントオブジェクトのシグナル状態への設定に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバを再起動します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: set_listeners_noninheritable: SetHandleInformation failed.
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
[意味]
通信ソケットハンドルのプロパティ情報の設定に失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
(%s1)%s2: ResetEvent(shutdown_event)
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
[意味]
停止用イベントオブジェクトのリセットに失敗しました。
[システムの処理]
Webサーバを停止します。
[ユーザの対処]
エラー詳細番号%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
[client %s1] (%s2)%s3: access to %s4 denied
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:リクエストURI
[意味]
コンテンツが格納されているディレクトリへのアクセスが許可されていません。
[システムの処理]
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
[ユーザの対処]
アクセスを許可する場合は、ディレクトリのアクセス権限を確認してください。
[client %s1] (%s2)%s3: access to %s4 failed
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:リクエストURI
[意味]
コンテンツが格納されているディレクトリへのアクセスに失敗しました。
[システムの処理]
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
[client %s1] (%s2)%s3: ap_content_length_filter: apr_bucket_read() failed
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
[意味]
出力フィルタの処理において、データの読み込みに失敗しました。
[システムの処理]
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
[client %s1] (%s2)%s3: core_output_filter: Error reading from bucket.
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
[意味]
出力フィルタの処理において、データの読み込みに失敗しました。
[システムの処理]
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
[client %s1] (%s2)%s3: dir_walk error, %s4
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:詳細情報
[意味]
ディレクトリセクションの処理で異常が発生しました。
[システムの処理]
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
[ユーザの対処]
エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
[client %s1] (%s2)%s3: file permissions deny server access: %s4
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:エラー詳細番号
%s3:エラー詳細内容
%s4:要求されたコンテンツのファイル名
[意味]
要求されたコンテンツ%s2へのアクセスが許可されていません。
[システムの処理]
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
[ユーザの対処]
アクセスを許可する場合は、ファイルの権限を確認してください。
[client %s1] Attempt to serve directory: %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたコンテンツ
[意味]
要求されたコンテンツ%s2は、ディレクトリです。
[システムの処理]
ステータスコード“404”(Not Found)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、正しいURIを指定するように指導してください。
[client %s1] client sent HTTP/1.1 request without hostname (see RFC2616 section 14.23): %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
[意味]
HTTP/1.1の必須ヘッダであるHostヘッダが指定されていません。
[システムの処理]
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、Hostヘッダを指定するように指導してください。
[client %s1] client sent invalid HTTP/0.9 request: HEAD %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
[意味]
HEADメソッドに必要なHTTPバージョンが指定されていません。
[システムの処理]
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、リクエスト行にHTTPバージョンを指定するように指導してください。
[client %s1] Client sent malformed Host header
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
[意味]
Hostヘッダの指定に誤りがあります。
[システムの処理]
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、正しい形式でHostヘッダを指定するように指導してください。
[client %s1] client used wrong authentication scheme: %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
[意味]
リクエストヘッダに誤った認証タイプが指定されています。
[システムの処理]
ステータスコード“401”(Authorization Required)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、正しい認証タイプを指定するように指導してください。
[client %s1] File does not exist: %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたコンテンツ
[意味]
要求されたコンテンツ%s2は、存在しません。
[システムの処理]
ステータスコード“404”(Not Found)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントにおいて誤ったURIが指定された可能性があります。クライアントに対して、正しいURIを指定するように指導してください。
なお、クライアントにおいて正しいURIが指定されている場合でも、検索エンジンによる情報収集プログラム(クローラ)、ブラウザなどのクライアントの仕様、または攻撃プログラムなどにより、存在しないURIにアクセスされた可能性があります。URIおよびクライアント%s1の環境についても問題がないかを確認するように指導してください。
[client %s1] Forbidden: %s2 doesn't point to a file or directory
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:要求されたコンテンツ
[意味]
要求されたコンテンツ%s2は、ファイルやディレクトリではありません。
[システムの処理]
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
[ユーザの対処]
コンテンツの配置を確認してください。
[client %s1] Invalid method in request %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエスト行
[意味]
リクエストメソッドの指定に誤りがあります。
[システムの処理]
ステータスコード“501”(Method Not Implemented)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、正しいメソッドを指定するように指導してください。
[client %s1] Invalid URI in request %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエスト行
[意味]
URIの指定に誤りがあります。
[システムの処理]
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、正しいURIを指定するように指導してください。
[client %s1] LDAP search for %s2 failed: LDAP error: %s3; URI %s4
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:検索フィルタ
%s3:LDAPエラーメッセージ
%s4:URI
[意味]
ディレクトリサーバへのエントリ検索に失敗しました。
[ユーザの対処]
Webブラウザの利用者に対して、正しいユーザIDを入力するように指導してください。それでも解決しない場合はLDAPエラーメッセージ%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。LDAPエラーメッセージについては、“LDAPエラーコード”を参照してください。
[client %s1] LDAP search for %s2 failed: SSL error: (%s3, %s4); URI %s5
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:検索フィルタ
%s3:SSLエラーコード
%s4:SSLエラー詳細コード
%s5:URI
[意味]
ディレクトリサーバへのエントリ検索に失敗しました。
[ユーザの対処]
SSLエラーコード%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。SSLエラーコードについては、“SSLエラーコード”を参照してください。
[client %s1] malformed header from script. Bad header=%s2: %s3
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:CGIから応答されたヘッダ
%s3:CGIプログラムパス名
[意味]
CGIプログラム%s3から返却されるレスポンスヘッダ%s2に、コロン(:)がありません。
[システムの処理]
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
[ユーザの対処]
CGIプログラム%s3から返却されるレスポンスヘッダ%s2に誤りがないかを確認してください。
[client %s1] need AuthName: %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストURI
[意味]
AuthNameディレクティブを指定する必要があります。
[システムの処理]
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
[ユーザの対処]
環境定義ファイル(httpd.conf)においてAuthNameディレクティブを設定してください。
[client %s1] Premature end of script headers: %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:CGIプログラム名
[意味]
CGIプログラムが出力したヘッダ情報を最後まで受信できませんでした。
[システムの処理]
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
[ユーザの対処]
CGIプログラムを確認してください。
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:内部リダイレクト数の上限値
[意味]
内部リダイレクト数が上限値%s2を超過しました。
[システムの処理]
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
[ユーザの対処]
内部リダイレクト数が上限値を超過しないよう定義を確認してください。
または、不正なリクエストを受けている可能性があります。IPアクセスコントロールの設定において、エラーログに記録されたクライアントのIPアドレスをアクセス拒否に設定してください。
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:サブリクエスト数の上限値
[意味]
サブリクエスト数が上限値%s2を超過しました。
[システムの処理]
ステータスコード“500”(Internal Server Error)で応答します。
[ユーザの対処]
サブリクエスト数が上限値を超過しないよう定義を確認してください。
または、不正なリクエストを受けている可能性があります。IPアクセスコントロールの設定において、エラーログに記録されたクライアントのIPアドレスをアクセス拒否に設定してください。
[client %s1] request failed: error reading the headers
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
[意味]
リクエストヘッダの読み込みに失敗しました。
[システムの処理]
ステータスコード“400”(Bad Request)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、正しいリクエストヘッダを指定するように指導してください。
[client %s1] request failed: URI too long (longer than %s2)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエスト行の最大サイズ
[意味]
リクエスト行の長さが最大サイズ%s2を超過しています。
[システムの処理]
ステータスコード“414”(Request-URI Too Large)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、最大サイズを超過しないリクエスト行を指定するように指導してください。または、環境定義ファイル(httpd.conf)においてLimitRequestLineディレクティブの設定値を確認してください。LimitRequestLineディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
[client %s1] Secure LDAP requested, but no AuthLDAPCertPath directive in config
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
[意味]
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPCertPathディレクティブに値が指定されていません。
[ユーザの対処]
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPCertPathディレクティブに、証明書/CRL管理環境の作成時に指定した運用管理ディレクトリを絶対パスで指定してください。AuthLDAPCertPathディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
[client %s1] Secure LDAP requested, but no AuthLDAPSlotPath directive in config
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
[意味]
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPSlotPathディレクティブに値が指定されていません。
[ユーザの対処]
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPSlotPathディレクティブに、秘密鍵管理環境の作成時に指定したスロット情報ディレクトリを絶対パスで指定してください。AuthLDAPSlotPathディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
[client %s1] Secure LDAP requested, but no AuthLDAPTknLbl directive in config
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
[意味]
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPTknLblディレクティブに値が指定されていません。
[ユーザの対処]
環境定義ファイル(httpd.conf)のAuthLDAPTknLblディレクティブに、秘密鍵の作成時に指定したトークンラベルを指定してください。AuthLDAPTknLblディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
[client %s1] Secure LDAP requested, but no AuthLDAPTknPwd directive in config
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
[意味]
AuthLDAPTknPwdディレクティブに値が指定されていません。
[ユーザの対処]
AuthLDAPTknPwdディレクティブに、秘密鍵の作成時に指定したユーザPINを指定してください。AuthLDAPTknPwdディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
[client %s1] SSL: Alert message(what?).(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアント%s1で異常が発生したため、クライアント%s1からAlertメッセージを受信しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアント%s1の状態が異常となっていないかを確認してください。
[client %s1] SSL: apr_base64_encode error.(%s2,%s3)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:詳細情報1
%s3:詳細情報2
[意味]
クライアント証明書の展開に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアントから受信したデータが壊れている可能性があります。ネットワーク、またはクライアントに問題がないかを確認してください。
[client %s1] SSL: apr_base64_encode_len error.(%s2)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:詳細情報
[意味]
クライアント証明書の展開に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアントから受信したデータが壊れている可能性があります。ネットワーク、またはクライアントに問題がないかを確認してください。
[client %s1] SSL: Authority error.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
以下のいずれかの理由により、Webサーバがサーバ内のクライアントCA証明書を参照する際に、権限エラーとなりました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
上記それぞれの場合についての対処を以下に示します。
[client %s1] SSL: Certificate is invalid.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアント%s1で異常が発生したため、クライアント%s1からAlertメッセージを受信しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアント%s1の状態が異常となっていないかを確認してください。
[client %s1] SSL: Cipher handshake error.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
Webサーバにおいてクライアント%s1から送信されたリクエストの暗号化方法を許可していないため、接続を受け付けませんでした。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
Webサーバで設定した暗号化方法が、クライアント%s1で利用できるかを確認してください。
また、接続を許可する暗号化方法が正しく設定されているかを以下の手順で確認してください。
[client %s1] SSL: Couldn't analyze the client CA certificate.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアントCA証明書の解析に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
認証局(証明書発行局)からCA証明書を取得し、現在登録されているクライアントCA証明書を削除してから再登録してください。
[client %s1] SSL: Couldn't analyze the client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアント証明書の解析に失敗しました。クライアントから送信されたクライアント証明書が壊れている可能性があります。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
このクライアント証明書が登録されたクライアントとは、接続できません。
接続を受け入れたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
[client %s1] SSL: Couldn't get client cert.
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
[意味]
クライアント証明書の取得に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
[client %s1] SSL: Couldn't verify the client CA certificate.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアントCA証明書の検証に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
経路上のクライアントCA証明書の関係に誤りがないかを確認してください。
[client %s1] SSL: Couldn't verify the client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアント証明書と証明書/鍵管理環境に登録したクライアントCA証明書の検出に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアント証明書とクライアントCA証明書の関係に誤りがないかを確認してください。
クライアントCA証明書に誤りがある場合は、認証局(証明書発行局)からCA証明書を取得し、現在登録されているクライアント証明書を削除してから再登録してください。
クライアント証明書に誤りがある場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
[client %s1] SSL: Error message received(illegal certificate).(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアント%s1で異常が発生したため、クライアント%s1からAlertメッセージを受信しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアント%s1の状態が異常となっていないかを確認してください。
[client %s1] SSL: Illegal access protocol.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
SSLのポートに対し、SSL以外のプロトコルでアクセスされました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアント%s1で、指定されたプロトコルに問題がないかを確認してください。
[client %s1] SSL: MAC verify error.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアントのデータ検証に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアントから受信したデータが壊れている可能性があります。ネットワーク、またはクライアントが異常となっていないかを確認してください。
[client %s1] SSL: No client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
以下のいずれかの理由により、クライアント%s1からクライアント証明書を受信できませんでした。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
上記それぞれの場合についての対処を以下に示します。
[client %s1] SSL: Not enough memory for base64 encoding.(%s2)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:詳細情報
[意味]
クライアント証明書の展開に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
メモリ不足が発生していないかを確認してください。メモリ不足が発生している場合は、不要なプログラムを終了させるなど、Webサーバを運用するために必要なメモリ容量を確保してください。必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“メモリ容量”を参照してください。
[client %s1] SSL: SCMI Insufficient memory
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
[意味]
クライアント証明書の展開に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
メモリ不足が発生していないかを確認してください。メモリ不足が発生している場合は、不要なプログラムを終了させるなど、Webサーバを運用するために必要なメモリ容量を確保してください。必要なメモリ容量については、“チューニングガイド”の“メモリ容量”を参照してください。
[client %s1] SSL: SCMI_Expand failed.(%s2,...%sn)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2〜%sn:補足情報
[意味]
SCMIの関数の呼出しにおいてエラーが発生しました。
証明書/鍵管理環境に誤りがある可能性があります。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
証明書/鍵管理環境を確認してください。それでも、本エラーが出力される場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
[client %s1] SSL: SCMI_Login failed.(%s2,...%sn)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2〜%sn:補足情報
[意味]
SCMIの関数の呼出しにおいてエラーが発生しました。
証明書/鍵管理環境に誤りがある可能性があります。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
証明書/鍵管理環境を確認してください。それでも、本エラーが出力される場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
[client %s1] SSL: SCMI_Logout failed.(%s2,...%sn)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2〜%sn:補足情報
[意味]
SCMIの関数の呼出しにおいてエラーが発生しました。
証明書/鍵管理環境に誤りがある可能性があります。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
証明書/鍵管理環境を確認してください。それでも、本エラーが出力される場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
[client %s1] SSL: Socket access error(%s2).(%s3,%s4,%s5)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:ソケット関数名
%s3:SSL関数名
%s4:エラーコード
%s5:詳細コード
[意味]
SSL運用時に、ソケットのアクセスでエラーが発生しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
以下の対処を行ってください。
[client %s1] SSL: The client CA certificate has been revoked.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアントCA証明書が取り消されています。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
認証局(証明書発行局)よりCA証明書を取得し、現在登録されているクライアントCA証明書を削除してから再登録してください。
[client %s1] SSL: The client CA certificate has no path list.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアントCA証明書にパスリストが存在しません。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアントCA証明書をルートCAから順に証明書/鍵管理環境に登録してください。
[client %s1] SSL: The client CA certificate path is invalid.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアントCA証明書の経路が不完全です。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアントCA証明書をルートCAから順に証明書/鍵管理環境に登録してください。
[client %s1] SSL: The client certificate has been revoked.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
認証局(証明書発行局)によって無効化されたクライアント証明書を受信したため、クライアント%s1のアクセスを拒否しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
このクライアント証明書が登録されたクライアントとは、接続できません。接続を受け入れたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアントに登録してください。
[client %s1] SSL: The client certificate has expired.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
有効期限の切れたクライアント証明書を受信したため、クライアント%s1のアクセスを拒否しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
このクライアント証明書が登録されたクライアントとは、接続できません。接続を受け入れたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
[client %s1] SSL: The client certificate has no path list.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアント証明書にパスリストが存在しません。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアントCA証明書をルートCAから順に証明書/鍵管理環境に登録してください。
[client %s1] SSL: The client certificate path is invalid.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアント証明書の経路が不完全です。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアントCA証明書をルートCAから順に証明書/鍵管理環境に登録してください。
[client %s1] SSL: Timeout.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
SSL通信でタイムアウトが発生しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
クライアントの状態を確認してください。
本メッセージが頻発に出力される場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)のTimeoutディレクティブの値を拡大するなどの対処を行ってください。Timeoutディレクティブの設定については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
[client %s1] SSL: Unacceptable client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
以下のいずれかの原因により、クライアント%s1との通信に失敗しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
以下のいずれかの対処を行ってください。
[client %s1] SSL: Unexcepted error.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
SSL関数で予期せぬエラーを検出しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
出力された関数名%s2およびエラーコード%s3を確認し、以下の表を参照して関数名%s2およびエラーコード%s3に対する対処を行ってください。
関数名%s2 |
エラーコード%s3 |
意味・対処 |
---|---|---|
SSL_ServerHandshake |
0050000D |
クライアント%s1から“https”以外のプロトコルでアクセスされた可能性があります。 |
00500002 |
クライアント%s1から不正なデータを受信しました。 |
|
00800002 |
クライアント%s1から通信が切断された可能性があります。 |
|
SSL_Read |
00800002 |
クライアント%s1から通信が切断された可能性があります。 |
上記以外の場合 |
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
[client %s1] SSL: Unsupported client certificate.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
未サポートのクライアント証明書を受信しました。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
この証明書が登録されたクライアント%s1とは、接続できません。接続を受け入れたい場合は、認証局(証明書発行局)にクライアント証明書の発行を依頼し、取得した証明書をクライアント%s1に登録してください。
[client %s1] SSL: Version negotiation error.(%s2,%s3,%s4)
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:関数名
%s3:エラーコード
%s4:詳細コード
[意味]
クライアント%s1から要求されたSSLプロトコルのバージョンの接続を受付けませんでした。
[システムの処理]
通信を終了します。
[ユーザの対処]
SSLプロトコルのバージョンが、Webサーバで接続を許可する設定になっているかを以下の手順で確認してください。接続を許可する場合は、SSLプロトコルのバージョンの設定を変更してください
[client %s1] Symbolic link not allowed: %s2
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:シンボリックリンクのパス
[意味]
シンボリックリンク%s2へのアクセスが許可されていません。
[システムの処理]
ステータスコード“403”(Forbidden)で応答します。
[ユーザの対処]
シンボリックリンクのリンク先が存在しない場合は、リンク先を配置してください。
シンボリックリンクへのアクセスを許可する場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)のOptionsディレクティブでFollowSymLinksを設定してください。Optionsディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
[client %s1] This resource does not accept the %s2 method.
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:リクエストメソッド
[意味]
要求されたメソッド%s2は、許可されていません。
[システムの処理]
ステータスコード“405”(Method Not Allowed)で応答します。
[ユーザの対処]
クライアントに対して、許可されているメソッドを指定するように指導してください。
[client %s1] User bind as %s2 failed: LDAP error: %s3; URI %s4
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:BINDするためのDN
%s3:LDAPエラーメッセージ
%s4:URI
[意味]
ディレクトリサーバへの簡易認証要求に失敗しました。
[ユーザの対処]
Webブラウザの利用者に対して、正しいユーザID、またはパスワードを入力するように指導してください。それでも解決しない場合は、LDAPエラーメッセージ%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。LDAPエラーメッセージについては、“LDAPエラーコード”を参照してください。
[client %s1] User bind as %s2 failed: SSL error: (%s3, %s4); URI %s5
[可変情報]
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:BINDするためのDN
%s3:SSLエラーコード
%s4:SSLエラー詳細コード
%s5:URI
[意味]
ディレクトリサーバへのSSL簡易認証要求に失敗しました。
[ユーザの対処]
SSLエラーコード%s3を参照して、失敗の原因を取り除いてください。SSLエラーコードについては、“SSLエラーコード”を参照してください。
Access to file %s1 denied by server: not a regular file
[可変情報]
%s1:ファイル名
[意味]
ファイル%s1へのアクセスが許可されていません。
[ユーザの対処]
アクセスを許可する場合は、ファイルのアクセス権限を確認してください。
An error occurred in status display processing. detail=%s1
[可変情報]
%s1:詳細情報
[意味]
状態表示処理で異常が発生しました。
[システムの処理]
状態表示処理を中止します。Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
動作状態の表示コマンド(ihsdisp)を再度実行してください。
An internal error occurred during status display daemon initialization processing. detail=%s1
[可変情報]
%s1:詳細情報
[意味]
状態表示デーモンの初期化処理で内部異常が発生しました。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
Cannot remove module %s1: not found in module list
[可変情報]
%s1:プラグインモジュール名
[意味]
プラグインモジュール%s1がモジュールリストに存在しないため、削除できません。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理または停止処理を続行します。
[ユーザの対処]
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
child process %s1 still did not exit, sending a SIGKILL
[可変情報]
%s1:通信プロセスのプロセスID
[意味]
通信プロセスが終了しません。
[システムの処理]
通信プロセスを強制終了させます。
[ユーザの対処]
対処を行う必要はありません。
[意味]
初期化処理で異常が発生しました。
[システムの処理]
Webサーバプログラムの実行処理を中止します。
[ユーザの対処]
同時に出力されたメッセージを参照して、異常の原因を取り除いてください。
could not make child process %s1 exit, attempting to continue anyway
[可変情報]
%s1:通信プロセスのプロセスID
[意味]
通信プロセス終了の待ち合わせを行いません。
[システムの処理]
通信プロセスの終了処理を中止します。
[ユーザの対処]
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
Internal error: pcfg_openfile() called with NULL filename
[意味]
ファイルのオープン処理で内部異常が発生しました。
[ユーザの対処]
同時に出力されたメッセージを参照して、異常の原因を取り除いてください。
[可変情報]
%s1:ディレクティブ名
[意味]
ディレクティブ%s1のパラメタに誤りがあります。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
ディレクティブ%s1のパラメタを確認してください。ディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
Parent: child process exited with status %s1 -- Aborting.
[可変情報]
%s1:デーモンプロセス終了コード
[意味]
デーモンプロセスで異常が発生しました。
[システムの処理]
デーモンプロセスを再起動します。
[ユーザの対処]
同時に出力されたメッセージまたはエラーログを参照して、異常の原因を取り除いてください。
[意味]
初期化の前処理で異常が発生しました。
[システムの処理]
Webサーバプログラムの実行処理を中止します。
[ユーザの対処]
同時に出力されたメッセージを参照して、異常の原因を取り除いてください。
server reached MaxClients setting, consider raising the MaxClients setting
[意味]
通信プロセス数が、環境定義ファイル(httpd.conf)のMaxClientsディレクティブに設定した同時接続数の上限値に達しました。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
必要に応じて、MaxClientsディレクティブの設定値を確認してください。MaxClientsディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
There is already a path with the same name as the named pipe. path=%s1
[可変情報]
%s1:パス名
[意味]
名前付きパイプと同じパスがすでに存在しています。
[システムの処理]
Webサーバの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
パス%s1のファイルまたはディレクトリを変名するか削除したあと、Webサーバを再起動してください。
[意味]
ログの初期化処理で異常が発生しました。
[システムの処理]
Webサーバプログラムの実行処理を中止します。
[ユーザの対処]
同時に出力されたメッセージを参照して、異常の原因を取り除いてください。
[可変情報]
%s1:バーチャルホスト名
%s2:ポート番号
[意味]
ネームベースバーチャルホストのポート番号設定において、アスタリスク(*)と非アスタリスクを混在して指定できません。
[システムの処理]
Webサーバは、継続して運用します。
[ユーザの対処]
環境定義ファイル(httpd.conf)の<VirtualHost>セクションおよびNameVirtualHostディレクティブに指定したポート番号を確認してください。<VirtualHost>セクションおよびNameVirtualHostディレクティブについては、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。
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