Interstage Web Server 使用上の注意 - Solaris -
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第3章 注意事項> 3.6 Interstage シングル・サインオンの注意事項

3.6.12 バージョン・エディション混在でシングル・サインオンシステムを構築する場合の注意事項

 Interstage シングル・サインオンのシステムは、リポジトリサーバ、認証サーバ、および業務システムより構成されています。各サーバは、V6.0以降であれば、どのバージョン、エディションと組み合わせることも可能です。
 ただし、以下の点に注意してください。


使用可能なバージョン、エディション

 【セション管理を行う場合】【セション管理を行わない場合】の使用可能な各サーバのバージョン、エディションをシステム構成ごとに説明します。
 各表では、以下のように表記しています。

EE :Interstage Application Server Enterprise Edition
SJE:Interstage Application Server Standard-J Edition
WS :Interstage Web Server
SE :Interstage Application Server Standard Edition
PL :Interstage Application Server Plus
WJ :Interstage Application Server Web-J Edition
− :使用不可


 構築するシステムが複数該当する場合は、新しいバージョンのものを使用してください。

【セション管理を行う場合】

セション管理の運用を行うシステム

 セション管理については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“セションの管理”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V8.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V8.0以降

認証サーバ

V8.0以降

V8.0以降

リポジトリサーバ

V8.0以降

V8.0以降

IPv6環境で運用を行なうシステム

 V9.0以前のリポジトリサーバ、認証サーバ、または業務サーバが混在するシステムの場合、IPv6環境では運用できません。V9.0以前のリポジトリサーバ、認証サーバ、または業務サーバを混在して運用する場合は、Interstage シングル・サインオンシステムの通信がIPv4アドレスだけ利用できるように、OS、または各サーバを組み込んだWebサーバを設定してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V9.1以降

V9.1以降

V9.1以降

認証サーバ

V9.1以降

V9.1以降

リポジトリサーバ

V9.1以降

V9.1以降

SSOリポジトリにリレーショナルデータベース(RDB)を使用してリポジトリサーバ(更新系)を複数配置するシステム

 本システムについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“高性能・高信頼性システム”−“負荷分散”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V9.0以降

V9.0以降

V9.0以降

認証サーバ

V9.0以降

V9.0以降

リポジトリサーバ

V9.0以降

ユーザ情報の登録先ディレクトリサービスにActive Directoryを使用するシステム

 本システムについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“Active Directoryとの連携”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V8.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V8.0以降

認証サーバ

V9.1以降

V9.1以降

リポジトリサーバ

V9.1以降

V9.1以降

統合Windows認証を行なうシステム

 統合Windows認証については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“統合Windows認証”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V8.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V8.0以降

認証サーバ

V9.0以降

V9.0以降

リポジトリサーバ

V9.0以降

V9.0以降

フォーム認証を行なうシステム

 フォーム認証については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“パスワード認証と証明書認証”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V8.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V8.0以降

認証サーバ

V8.0以降

V8.0以降

リポジトリサーバ

V8.0以降

V8.0以降

POSTリクエストに対して認証を行なうシステム

 POSTリクエストに対する認証については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“パスワード認証と証明書認証”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V8.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V8.0以降

認証サーバ

V8.0以降

V8.0以降

リポジトリサーバ

V8.0以降

V8.0以降

証明書認証を行なうシステム

 証明書認証については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“パスワード認証と証明書認証”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V8.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V8.0以降

認証サーバ

V9.1以降

V9.1以降

リポジトリサーバ

V9.1以降

V9.1以降

他のシングル・サインオンシステムと連携を行なうシステム

 本システムについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証サーバ間の連携”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V8.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V8.0以降

認証サーバ

V9.1以降

V9.1以降

リポジトリサーバ

V9.1以降

V9.1以降

拡張ユーザ情報をWebアプリケーションに通知するシステム

 拡張ユーザ情報については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認可”−“Webアプリケーションとの連携”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V9.1以降

V9.1以降

V9.1以降

認証サーバ

V9.1以降

V9.1以降

リポジトリサーバ

V9.1以降

V9.1以降

【セション管理を行わない場合】

IPv6環境で運用を行なうシステム

 V9.0以前のリポジトリサーバ、認証サーバ、または業務サーバが混在するシステムの場合、IPv6環境では運用できません。V9.0以前のリポジトリサーバ、認証サーバ、または業務サーバを混在して運用する場合は、Interstage シングル・サインオンシステムの通信がIPv4アドレスだけ利用できるように、OS、または各サーバを組み込んだWebサーバを設定してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V9.1以降

V9.1以降

V9.1以降

認証サーバ

V9.1以降

V9.1以降

リポジトリサーバ

V9.1以降

V9.1以降

SSOリポジトリにリレーショナルデータベース(RDB)を使用してリポジトリサーバ(更新系)を複数配置するシステム

 本システムについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“高性能・高信頼性システム”−“負荷分散”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V6.0以降

V7.0以降

V7.0以降

認証サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V6.0以降

V7.0以降

リポジトリサーバ

V9.0以降

ユーザ情報の登録先ディレクトリサービスにActive Directoryを使用するシステム

 本システムについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“Active Directoryとの連携”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V6.0以降

V7.0以降

V7.0以降

認証サーバ

V9.1以降

V9.1以降

リポジトリサーバ

V9.1以降

V9.1以降

統合Windows認証を行なうシステム

 統合Windows認証については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“統合Windows認証”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V6.0以降

V7.0以降

V7.0以降

認証サーバ

V9.0以降

V9.0以降

リポジトリサーバ

V9.0以降

V9.0以降

フォーム認証を行なうシステム

 フォーム認証については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“パスワード認証と証明書認証”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V6.0以降

V7.0以降

V7.0以降

認証サーバ

V7.0以降

V8.0以降

V6.0以降

V7.0以降

リポジトリサーバ

V6.0以降

V8.0以降

V6.0以降

V7.0以降

POSTリクエストに対して認証を行なうシステム

 POSTリクエストに対する認証については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“パスワード認証と証明書認証”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V8.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V8.0以降

V8.0以降

V8.0以降

認証サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V6.0以降

V7.0以降

リポジトリサーバ

V6.0以降

V8.0以降

V6.0以降

V7.0以降

証明書認証を行なうシステム

 証明書認証については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証”−“パスワード認証と証明書認証”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V6.0以降

V7.0以降

V7.0以降

認証サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V6.0以降

V7.0以降

リポジトリサーバ

V6.0以降

V8.0以降

V6.0以降

V7.0以降

他のシングル・サインオンシステムと連携を行なうシステム

 本システムについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“概要”−“認証サーバ間の連携”を参照してください。

サーバ

EE

SJE

WS

SE

PL

WJ

業務サーバ

V6.0以降

V8.0以降

V9.0以降

V6.0以降

V7.0以降

V7.0以降

認証サーバ

V9.1以降

V9.1以降

リポジトリサーバ

V6.0以降

V8.0以降

V6.0以降

V7.0以降

拡張ユーザ情報をWebアプリケーションに通知するシステム

 本機能を使用することはできません。

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