Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド |
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付録C データベース連携サービスの環境定義 |
configファイルは、OTSシステム起動時に反映される情報を管理している定義ファイルです。configファイルの修正を反映させるには、OTSシステムを再起動する必要があります。
configファイルは、インストール時に以下に作成されます。ファイル名は、configです。
- Interstageインストールフォルダ\ots\etc内
- /ots/FSUNots/etc内
- /ots/FJSVots/etc内
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OBSERVE_CYCLE_TIME=6 (注)
TRAN_TIME_OUT=300
2PC_TIME_OUT=60
COM_RETRY_TIME=2 (注)
COM_RETRY_MAX=3 (注)
RECOVER_RETRY_TIME=30 (注)
RECOVER_RETRY_MAX=60 (注)
RESOURCE_TRANMAX=5
OTS_TRACE_SIZE=4096 (注)
RESOURCE_TRACE_SIZE=4096 (注)
RECOVERY_TRACE_SIZE=4096 (注)
OBSERVE_TRACE_SIZE=4096 (注)
DATABASE_RETRY_TIME=5 (注)
DATABASE_RETRY_MAX=5 (注)
MEM_RETRY_TIME=5 (注)
MEM_RETRY_MAX=5 (注)
RSCSTOP_CHECK_COUNT=100 (注)
OTS_VERSION=5 (注)
JTS_VERSION=5 (注)
TRACE_MODE=1
TRACE_LEVEL=1
JAVA_VERSION=14
PATH=C:\Interstage\JDK14\JRE\bin\java.exe....(Windowsの場合)
PATH=/opt/FJSVawjbk/jdk14/jre/bin/java.......(Solaris、Linuxの場合)
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注) インストール時に作成されたconfigファイルには該当項目は記載されていません。項目を指定することで値は有効になりますが、デフォルト値を推奨します。
- タイムアウトに関する説明は、“OLTPサーバ運用ガイド”を参照してください。
- configファイルの項目はすべて省略可能です。省略した場合には、デフォルト値が有効になります。
キー |
意味 |
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監視周期の指定 |
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トランザクションタイムアウト検出時間の指定 |
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フェーズ間タイムアウト検出時間の指定 |
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トランザクション処理エラー時のリトライ間隔指定 |
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トランザクション処理リトライ上限回数の指定 |
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OTSシステムリカバリ処理リトライ間隔指定 |
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OTSシステムリカバリ処理リトライ上限回数の指定 |
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1リソース管理プログラムのトランザクションの最大多重度 |
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OTSシステムのトレースログサイズ指定 |
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リソース管理プログラムのトレースログサイズ指定 |
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リカバリプロセスのトレースログサイズ指定 |
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監視プロセスのトレースログサイズ指定 |
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データベースシステムアクセスのリトライ間隔指定 |
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データベースシステムアクセスのリトライ上限回数指定 |
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OTSシステム処理中のエラーでのリトライ間隔指定 |
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OTSシステム処理中のエラーでのリトライ上限回数指定 |
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通常停止からのトランザクション待ち合わせ回数指定 |
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OTSのバージョン |
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JTSのバージョン |
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JDK/JREのバージョン |
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JDK/JREのパス |
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トレースの出力形式 |
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トレースの出力レベル |
OTSシステムが監視を実施する周期を秒単位で指定します。この値を小さくすると監視が頻繁に行われるためシステムのパフォーマンスが低下します。逆に値を大ききすると、監視間隔が長くなるため、異常の検出が遅くなります。これらの点に注意してパラメタを設定してください。
指定できる範囲は、1から60までの値を指定できます。
当パラメタを省略した場合は、5が設定されます。
データベース連携サービスがトランザクション(beginからcommitまでの)タイムアウトの検出を秒単位で指定します。当パラメタを省略した場合は、300が設定されます。
アプリケーションが、set_timeoutメソッドにタイムアウト時間を指定した場合は、アプリケーションの指定が有効となります。
指定できる範囲は、1からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
OTSシステムがトランザクションの2PC(2フェーズコミット)で、リソース管理プログラムで1フェーズと2フェーズ間のタイムアウトの検出を秒単位で指定します。
指定できる範囲は、1からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、60が設定されます。
CORBAサービスのクライアント側無通信監視時間(CORBAサービスの動作環境ファイルの“period_client_idle_con_timeout”に5を乗じた値)が0でない場合、当パラメタにはその値よりも小さい値を設定する必要があります。
トランザクション処理で、通信異常などのエラーが発生した場合、その通信をリトライする間隔を秒単位で指定します。
指定できる範囲は、1から600までを指定できます。
当パラメタを省略した場合は、2が設定されます。
トランザクション処理で、通信異常などのエラーが発生した場合、その通信をリトライする上限回数を指定します。
指定できる範囲は、1からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、3が設定されます。
OTSシステムのリカバリ処理で通信異常などのエラーが発生した場合、その通信をリトライする間隔を秒単位で指定します。
指定できる範囲は、1から600までを指定できます。
当パラメタを省略した場合は、30が設定されます。
OTSシステムのリカバリ処理で通信異常などのエラーが発生した場合、その通信をリトライする上限回数を指定します。
指定できる範囲は、1からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、60が設定されます。
1リソース管理プログラムのトランザクションの最大多重度を指定します。
指定できる範囲は、1からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、5が設定されます。
OTSシステムのスレッド多重度と1リソース管理プログラムのトランザクションの最大多重度は、以下の関係を保つように設定してください。
OTSシステムのスレッド多重度 =< 1リソース管理プログラムのトランザクションの最大多重度
OTSシステムのトレースログサイズをKB単位で指定します。
指定できる範囲は、128からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、4096(KB)が設定されます。
リソース管理プログラムのトレースログサイズをKB単位で指定します。
指定できる範囲は、128からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、4096(KB)が設定されます。
リカバリプロセスのトレースログサイズをKB単位で指定します。
指定できる範囲は、128からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、4096(KB)が設定されます。
監視プロセスのトレースログサイズをKB単位で指定します。
指定できる範囲は、128からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、4096(KB)が設定されます。
OTSシステムでのデータベースシステムへのアクセス時に、メモリ資源不足などのリトライ可能なエラーが発生した場合のリトライする間隔を秒単位で指定します。
指定できる範囲は、1から600までを指定できます。
当パラメタを省略した場合は、5が設定されます。
OTSシステムでのデータベースシステムへのアクセス時に、メモリ資源不足などのリトライ可能なエラーが発生した場合のリトライする上限回数を指定します。
指定できる範囲は、1からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、5が設定されます。
OTSシステムの処理中に、メモリ資源不足などのリトライ可能なエラーが発生した場合のリトライする間隔を秒単位で指定します。
指定できる範囲は、1から600までを指定できます。
当パラメタを省略した場合は、5が設定されます。
OTSシステムの処理中に、メモリ資源不足などのリトライ可能なエラーが発生した場合のリトライする上限回数を指定します。
指定できる範囲は、1からlongの最大値(2147483647)で指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、5が設定されます。
トランザクション処理中にリソース管理プログラムを通常停止し、トランザクション完了をOBSERVE_CYCLE_TIMEの監視同期に合わせた待ち合わせ回数を指定します。
OBSERVE_CYCLE_TIME × RSCSTOP_CHECK_COUNT秒間、トランザクションの完了を待ち合わせし時間内に完了されない場合、リソース管理プログラムの停止を通常停止から強制停止に切り替えます。
指定できる範囲は、1からlongの最大値(2147483647)まで指定することが可能です。
当パラメタを省略した場合は、100が設定されます。
OTSのバージョンを指定します。通常は変更しないでください。
当パラメタを省略した場合は、5が設定されます。
JTSのバージョンです。通常は変更しないでください。
当パラメタを省略した場合は、5が設定されます。
JTS用リソース管理プログラムが利用するJavaのバージョンを指定します。
14を指定します。
JTS用リソース管理プログラムが利用するjavaコマンドへのパスをフルパスで指定します。java実行体を含めるパスを指定してください。
初期値は、インストール時に指定したJDK/JREのバージョンに対応したパスになります。
- JTS用のリソース管理プログラムを利用する場合には、当パラメタは必ず指定する必要があります。
- Interstage Application Serverに同梱されているJDK/JREのパスを指定してください。
JDK/JREの入れ替えを行った場合は、入れ替えたJDK/JREのバージョンに合わせて指定しなおす必要があります。
JTSを利用した環境で出力されるトレースの出力形式を指定します。
“1”から“3”の値を指定することができます。各数字の意味は以下です。
- “1”: 異常が発生した場合のみ、OTSのインストールディレクトリ/var配下にトレースファイルを出力します。通常は“1”を選択してください。
- “2”: システムの状態に関係なく、OTSのインストールディレクトリ/var 配下に常時トレースを出力します。常時出力されるため、ファイルサイズに注意してください。
- “3”: ファイル出力は実施しません。
JTSを利用した環境で出力されるトレースのモードを指定します。
1から5までの数字を指定でき、数字が大きいほど細かいトレースを出力することができます。通常運用時は“1”が指定されています。パフォーマンスにも影響するため、通常は変更しません。
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