Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド |
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付録A CORBAサービスの動作環境ファイル |
nsconfigファイルは、ネーミングサービスの動作環境を設定するファイルです。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\nsconfig (インストールパスはデフォルト)
- /etc/opt/FSUNod/nsconfig (インストールパスはデフォルト)
- /etc/opt/FJSVod/nsconfig
nsconfigファイルは、以下の形式で値を設定します。
パラメタ名 = 設定値
パラメタ名と設定値の間の文字列は、“ = ”(半角スペース+半角イコール+半角スペース)を設定します。
半角のシャープ(#)を行の先頭に指定した場合は、その行はコメントとして扱われます。また、空行は解析時に無視されます。
# コメント
file_sync = yes
trace_level = update
bl_how_many = 65536
ogl_how_many = 256
ext_intf = yes
cn_userexception_log_use = yes
cn_userexception_log_size = 2000000
設定値を変更することのできるパラメタを下表に示します。なお、指定が必須となるパラメタはありません。
パラメタ名 |
初期値 |
意味 |
---|---|---|
指定範囲 |
||
file_sync |
yes |
ネーミングサービスのデータベースへの更新処理でファイルの同期書き込みを行うかを設定します。
初期創成などの大量データの更新時に、このパラメタをnoにすることにより処理を高速化することができます。ネーミングサービスの運用中には、信頼性を向上させるため、本パラメタはyesにしてください。 |
yes, no |
||
trace_level |
update |
メソッド実行の自動トレースを採取するトレースレベルを指定します。
|
update, all |
||
bl_how_many |
65536 |
NamingContext::list, BindingIterator::next_nで返されるバインディング数の最大値を指定します。 |
0〜65536 |
||
ogl_how_many |
256(初期値を推奨) |
ロードバランスオブジェクトグループのリストの最大値を指定します。 |
128〜256 |
||
ext_intf |
yes |
ネーミングサービスの拡張機能を使用するかを指定します。
noを指定すると、ネーミングコンテキスト拡張インタフェース(NamingContextExtインタフェース)を使用することができません。V2.X以前のクライアントアプリケーションを動作させる場合は、noを指定する必要があります。 |
yes, no |
||
cn_userexception_log_use |
yes |
ユーザ例外ログを採取するかを指定します。
|
yes, no |
||
cn_userexception_log_size |
2000000 |
ユーザ例外ログのファイルサイズを指定します。 |
1000〜2000000 |
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