Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド |
目次 索引 |
付録A CORBAサービスの動作環境ファイル |
gwconfigファイルは、HTTPトンネリング使用時に、Webサーバで起動されるHTTP-IIOPゲートウェイの動作環境を定義するファイルです。
CORBAサービスのタイムアウト監視に関連する項目を修正した場合に、同様の項目について定義を修正する必要があります。
なお、初期値から変更しない場合、gwconfigファイルは必要ありません。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\etc\gwconfig (インストールパスはデフォルト)
- /etc/opt/FSUNod/gwconfig (インストールパスはデフォルト)
- /etc/opt/FJSVod/gwconfig
gwconfigファイルは、以下の形式で値を設定します。
パラメタ名 = 設定値
半角のシャープ(#)を行の先頭に指定した場合は、その行はコメントとして扱われます。また、空行は解析時に無視されます。
# コメント
timeout_response=60
設定値を変更することのできるパラメタを下表に示します。
パラメタ名 |
初期値 |
意味 |
---|---|---|
指定範囲 |
||
timeout_response |
360 |
リクエストの返信待ち時間 |
0〜100000000 |
||
timeout_session |
180 |
セション保持時間(クライアント間無通信監視時間) |
0〜2147483647 |
||
timeout_connection |
60 |
コネクション保持時間(サーバ間無通信監視時間) |
0〜2147483647 |
||
logmode |
5 |
HTTP-IIOPゲートウェイの内部ログ採取の有無 (注)
|
1〜5 |
||
max_log_file_size |
1048576 |
ログファイルサイズ(バイト単位) |
1048576〜10485760 |
注)
- HTTP-IIOPゲートウェイの内部ログは、以下に出力されます。
内部ログの出力先は環境変数OD_HTTPGW_HOMEまたはOD_HOMEより変更可能です。
- C:\INTERSTAGE\ODWIN\var\httpgw*_0.log(httpgw*_1.log) (*は英数字)
- /opt/FSUNod/var/httpgw*_0.log(httpgw*_1.log) (*は英数字)
- /opt/FJSVod/var/httpgw*_0.log(httpgw*_1.log) (*は英数字)
- 内部ログ採取を終了するためには、gwconfigにパラメタを設定した後、Webサーバを再起動する必要があります。
HTTP-IIOPゲートウェイの内部ログが出力されるディレクトリにInterstage HTTP Serverのサーバプロセスを実行するユーザ名/グループ名の書き込み権を設定してください。書き込み権がない場合、システムログにメッセージod40102が出力されます。
目次 索引 |