Interstage Web Server 運用ガイド(基本編) |
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第4章 ログ情報、ポート番号 |
Interstage Applicatin Serverが使用するポート番号を記載します。
システム上のアプリケーションを含むすべてのサービスにおいてそれぞれ異なるポート番号を設定する必要があります。万が一、同じポート番号を設定してサービスを運用した場合、クライアントからのアクセスができないなど、正常に動作することができません。以下に示したポート番号がすでに使用されている場合は、別の番号に設定し直してください。
サービス名/機能名 |
用途 |
ポート番号/ |
---|---|---|
Interstage HTTP Serverのポート番号 |
80/tcp |
|
バーチャルホストのポート番号 |
1から65535までの未使用のポート番号/tcp |
|
Interstage JMXサービスのポート番号 |
12210/tcp |
|
Interstage JMXサービスがInterstage管理コンソールの要求を受け付けるポート番号 |
12200/tcp |
|
Interstage JMXサービスがInterstage管理コンソールの要求をSSL通信(HTTPS)で受け付けるポート番号 |
12220/tcp |
|
Interstage JMXサービスがInterstage管理コンソールの要求をRMI通信で受け付けるポート番号 |
12230/tcp |
|
Interstage管理コンソールのポート番号 |
12000/tcp |
|
Interstage管理コンソール用Servletサービスのポート番号 |
8909/tcp |
|
Servletサービスのポート番号 |
任意/tcp |
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
80/tcp(任意に変更可能)
マニュアル記載箇所
“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“環境設定”−“環境定義ファイル”−“ポート番号とIPアドレスの設定”
ポート番号の設定箇所
以下のいずれかで設定します。
- Interstage管理コンソールの
[サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [環境設定]タブ > [ポート番号]- 以下の環境定義ファイルのListenディレクティブ
C:\Interstage\F3FMihs\servers\(Webサーバ名)\conf\httpd.conf
/var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/conf/httpd.conf備考
Webサーバでは、一般的に以下のポート番号を使用します。80および443以外のポート番号を指定する場合、Well Knownポートである1から1023はポートの衝突の危険性があるため、注意してください。
- HTTP(SSL未使用時):80
- HTTPS(SSL使用時):443
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
1から65535までの未使用のポート番号/tcp
マニュアル記載箇所
“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“環境設定”−“環境定義ファイル”−“バーチャルホストの設定”
ポート番号の設定箇所
以下のいずれかで設定します。
- Interstage管理コンソールの
[サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [バーチャルホスト] > [新規作成] > [IPアドレス]および[ポート番号]- Interstage管理コンソールの
[サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [バーチャルホスト] > [バーチャルホスト名] > [環境設定] > [IPアドレス]および[ポート番号]- 以下の環境定義ファイルのListenディレクティブ、NameVirtualHostディレクティブ、<VirtualHost>セクション
C:\Interstage\F3FMihs\servers\(Webサーバ名)\conf\httpd.conf
/var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/conf/httpd.conf備考
なし
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
12210/tcp(任意に変更可能)
マニュアル記載箇所
“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“Interstage JMXサービスのカスタマイズ”
ポート番号の設定箇所
以下の環境定義ファイルの“port”タグのinternal属性
C:\Interstage\jmx\etc\isjmx.xml
(C:\Interstageにインストールしている場合)
/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml備考
なし
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
12200/tcp(任意に変更可能)
マニュアル記載箇所
“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“Interstage JMXサービスのカスタマイズ”
ポート番号の設定箇所
以下の環境定義ファイルの“port”タグのrmi属性
C:\Interstage\jmx\etc\isjmx.xml
(C:\Interstageにインストールしている場合)
/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml備考
なし
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
12220/tcp(任意に変更可能)
マニュアル記載箇所
“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“Interstage JMXサービスのカスタマイズ”
ポート番号の設定箇所
以下の環境定義ファイルの“port”タグのhttps属性
C:\Interstage\jmx\etc\isjmx.xml
(C:\Interstageにインストールしている場合)
/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml備考
なし
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
12230/tcp(任意に変更可能)
指定を省略した場合には、未使用のポートが自動的に使用されます。マニュアル記載箇所
“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“Interstage JMXサービスのカスタマイズ”
ポート番号の設定箇所
以下の環境定義ファイルの“port”タグのrmiinvoke属性
C:\Interstage\jmx\etc\isjmx.xml
(C:\Interstageにインストールしている場合)
/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml備考
なし
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
12000/tcp(任意に変更可能)
マニュアル記載箇所
“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールの構成”−“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”
ポート番号の設定箇所
以下の環境定義ファイルのListenディレクティブで設定します。
C:\Interstage\gui\etc\httpd.conf
/etc/opt/FJSVisgui/httpd.conf備考
なし
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
8909/tcp(任意に変更可能)
マニュアル記載箇所
“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”の“Interstage管理コンソール用Servletサービスのポート番号の変更”
ポート番号の設定箇所
- %IS_HOME%\F3FMjs2su\conf\jswatch.confの[containername].port定義
- %IS_HOME%\F3FMjs2su\conf\jsgw_apapi.confのApJServDefaultPort定義
- %IS_HOME%\F3FMjs2su\conf\jscontainer.xmlのParameterタグ
- /etc/opt/FJSVjs2su/jswatch.confの[containername].port定義
- /etc/opt/FJSVjs2su/jsgw_apapi.confのApJServDefaultPort定義
- /etc/opt/FJSVjs2su/jscontainer.xmlのParameterタグ
備考
なし
固定/不定
固定
ポート番号/プロトコル
任意/tcp
マニュアル記載箇所
“使用上の注意”の“各サービスで使用するポート番号の設定について”
ポート番号の設定箇所
- Servletコンテナ側の設定
以下のいずれか
- Interstage管理コンソールの
[ワークユニット] > [新規作成]タブ > [Servletコンテナ設定] > [ポート番号]- Interstage管理コンソールの
[ワークユニット] > "ワークユニット名" > [環境設定]タブ > [詳細設定] > [Servletコンテナ設定] > [ポート番号]- Webサーバコネクタ (注)
以下のいずれか
- Interstage管理コンソールの
[Webサーバ] > "Webサーバ名" > [Webサーバコネクタ] > [新規作成]タブ > [ServletコンテナのIPアドレス:ポート番号]- Interstage管理コンソールの
[Webサーバ] > "Webサーバ名" > [Webサーバコネクタ] > "ワークユニット名" > [ServletコンテナのIPアドレス:ポート番号]注) WebサーバコネクタとServletコンテナが別システム([システム] > [環境設定]タブ > [Servletサービスの詳細設定] > [Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用する]で[運用しない]を選択)の場合のみ有効です。
備考
なし
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