Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第6部 JMS編> 第23章 Interstage JMSの環境設定> 23.2 JMSアプリケーション運用マシンの環境設定> 23.2.1 運用前の環境設定

23.2.1.2 ConnectionFactory定義の登録

 Interstage管理コンソールを使用して、JMSアプリケーションが参照するConnectionFactory定義を登録します。
 ConnectionFactory定義は、Interstage JMSプロバイダと接続するために必要な定義です。クライアント識別子、トランザクション種別など接続設定パラメタの集合を持ちます。
 Interstage管理コンソールの使用方法については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。

 Interstageのクライアント機能がインストールされている場合は、JMS運用コマンドを使用してConnectionFactory定義を登録します。
 JMS運用コマンドについては、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“JMS運用コマンド”を参照してください。

 jmsmkfactコマンドを使用して、ConnectionFactory定義の登録を行う場合は、次のオプションを任意に指定してください。


[Publish/Subscribeメッセージングモデルの場合]
 クライアント識別子が“client”でJNDI名が“java:comp/env/jms/TestTopicConnectionFactory”というTopicConnectionFactoryタイプのConnectionFactory定義を登録する場合

jmsmkfact -t -i client TestTopicConnectionFactory

[Point-To-Pointメッセージングモデルの場合]
 クライアント識別子が“client”でJNDI名が“java:comp/env/jms/TestQueueConnectionFactory”というQueueConnectionFactoryタイプのConnectionFactory定義を登録する場合

jmsmkfact -q -i client TestQueueConnectionFactory


 JNDI名“TopicCF001”のConnectionFactory定義は、TopicConnectionFactoryタイプのデフォルト定義として登録されています。また、JNDI名“QueueCF001”のConnectionFactory定義は、QueueConnectionFactoryタイプのデフォルト定義として登録されています。
 デフォルト定義は、ConnectionFactoryの定義情報画面、isj2eeadminコマンド、またはjmsmkfactコマンドで、以下の設定内容を変更できます。


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