Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第5部 JTS/JTA編> 第20章 JTSの運用> 20.5 リソース管理プログラムの環境設定> 20.5.2 OTSシステムと別ホストで動作するための環境設定

20.5.2.1 ネーミングサービスを共有させる場合(推奨)

 OTSシステムが動作するホストとリソース管理プログラムを動作させるホストでネーミングサービスを共有して利用する場合。

  1. リソース管理プログラムが動作するホストで、Interstage動作環境定義に以下を指定します。
     NS USE=remote
     NS Host Name=利用するネーミングサービスが動作するホスト名
     NS Port Number=利用するネーミングサービスのPort番号
  2. リソース管理プログラムが動作するホストで、isinit コマンドにてtype3を選択して初期化します。
  3. リソース管理プログラムが動作するホストで、isstartコマンドにてInterstageを起動します。(OTSシステムは起動されません)
  4. (Windows(R)の場合のみ)リソース管理プログラムが動作するホストで、netコマンドなどを使用して「ObjectTransactionService」サービスを起動します。

    net start ObjectTransactionService
  5. OTSシステムが動作するホストで、isstartコマンドにてOTSシステムを起動します。注1)
  6. リソース管理プログラムが動作するホストで、セットアップ情報ファイルに以下を指定します。
     MODE=RMP 注2)
  7. リソース管理プログラムが動作するホストで、otssetupコマンドにて初期化します。
  8. リソース管理プログラムが動作するホストで、otsstartrscコマンドにてリソース管理プログラムを起動します。

注1) OTSシステムがローカル以外のネーミングサービスを利用する場合は、リソース管理プログラム同様にInterstage動作環境定義に利用するネーミングサービスを設定してInterstageを初期化する必要があります。詳細は、“リモートのネーミングサービスを利用する場合”を参照してください。

注2) HOSTおよびPORTは指定しないでください。


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