Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド |
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第3部 EJB編 | > 第15章 EJBアプリケーションの呼出し方法 | > 15.8 Java以外の言語からの呼出し方法 | > 15.8.3 EJBゲートウェイ・アプリケーションの開発方法 |
EJBアプリケーションのデバッグ方法は以下の2つです。それぞれの方法を説明します。
Interstage Studioが提供するデバッガを利用してデバッグする方法です。
デバッガを利用すると、開発したアプリケーションを実行させながら、処理の論理的な誤りを検出することができます。
通常、プログラムソース上にブレークポイントを設定し、中断点で停止した状態でプログラム中の変数を参照あるいは、変更しながらデバッグを行います。
デバッガを利用したデバッグの詳細は、“Interstage Studio プログラマーズガイド”を参照してください。
EJBゲートウェイ・アプリケーションの開発時に、あらかじめデバッグ情報を出力する処理を記述しておき、その情報をもとにデバッグする方法です。
アプリケーションのデバッグ情報は、標準出力または、標準エラー出力を使用します。
EJBゲートウェイ・アプリケーションの実行方法について説明します。
EJBゲートウェイ・アプリケーションを実行する前に、EJBアプリケーションを実行してください。
Interstageを起動します。
EJBゲートウェイ・アプリケーションを起動するには、通常、バッチファイルやシェルスクリプトを用意します。
起動時には、環境変数OD_IMPLIDへインプリメンテーションリポジトリIDを設定してください。また、EJBゲートウェイ・アプリケーションを起動する際に、以下の環境プロパティを指定し起動してください。
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-Djava.naming.factory.initial=com.fujitsu.interstage.ejb.jndi.FJCNCtxFactoryForClient
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以下に起動ファイルの例を示します。
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set OD_IMPLID=IDL:EJBGateway/Factory:1.0
java -Djava.naming.factory.initial=com.fujitsu.interstage.ejb.jndi.FJCNCtxFactoryForClient BMPSessionGateway
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インプリメンテーションリポジトリにゲートウェイ・アプリケーション情報を登録するために、OD_impl_instコマンドを使用します。OD_impl_instコマンドおよび指定する情報については、“Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“インプリメンテーションリポジトリへの登録”を参照してください。(注:Interstage Application Server Standard-J EditionまたはInterstage Web Serverでは提供していません)。
作成したEJBゲートウェイ・アプリケーションのオブジェクトリファレンスの作成およびネーミングサービスに登録するために、OD_or_admコマンドを使用します。
OD_or_admコマンドおよび指定する情報については、“Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“オブジェクトリファレンスの生成方法”を参照してください。(注:Interstage Application Server Standard-J EditionまたはInterstage Web Serverでは提供していません)。
2.で作成した起動用ファイルによりEJBゲートウェイ・アプリケーションを起動します。
クライアントアプリケーションを実行します。
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