Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第15章 EJBアプリケーションの呼出し方法

15.1 Session Beanの呼出し方法

■呼出し手順

 Session Beanを呼び出すクライアントアプリケーションは、以下の手順で作成します。

  1. Homeインタフェースの検索
    Session Beanのオブジェクトの所在をネーミングサービスに問い合わせるlookup処を行います。lookup処理の詳細は、“オブジェクトの参照方法”を参照してください。
  2. Session Beanのインスタンスの生成
    Homeインタフェースに定義したcreateメソッドを使用してSession Beanのインスタンスを生成します。
  3. ビジネスメソッドの呼出し
    Session BeanのRemoteインタフェースに定義したビジネスメソッドを呼び出して必要な処理を行います。
  4. Session Beanのインスタンスの削除
    Session BeanのRemoteインタフェースに定義したremoveメソッドを呼び出してSession Beanのインスタンスを消去します。


 STATEFUL Session Beanを呼び出すEJBアプリケーションでトランザクションの操作を行う場合、STATEFUL Session Beanの開放処理(removeメソッド)は、必ずビジネスメソッド実行時に開始されているトランザクション処理の完了後に行ってください。
 トランザクション処理中に行った場合、以下のエラーが発生します。


下へ15.1.1 Session Beanを呼び出す場合の記述例

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