Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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15.1 Session Beanの呼出し方法
■呼出し手順
Session Beanを呼び出すクライアントアプリケーションは、以下の手順で作成します。
- Homeインタフェースの検索
Session Beanのオブジェクトの所在をネーミングサービスに問い合わせるlookup処理を行います。lookup処理の詳細は、“オブジェクトの参照方法”を参照してください。
- Session Beanのインスタンスの生成
Homeインタフェースに定義したcreateメソッドを使用してSession Beanのインスタンスを生成します。
- ビジネスメソッドの呼出し
Session BeanのRemoteインタフェースに定義したビジネスメソッドを呼び出して必要な処理を行います。
- Session Beanのインスタンスの削除
Session BeanのRemoteインタフェースに定義したremoveメソッドを呼び出してSession Beanのインスタンスを消去します。
STATEFUL Session Beanを呼び出すEJBアプリケーションでトランザクションの操作を行う場合、STATEFUL Session Beanの開放処理(removeメソッド)は、必ずビジネスメソッド実行時に開始されているトランザクション処理の完了後に行ってください。
トランザクション処理中に行った場合、以下のエラーが発生します。
- javax.ejb.RemoveExceptionが呼び出し元に返却される
- イベントログファイル、または、システムログファイルに以下のエラーメッセージが出力される
IJServer: エラー: IJServer21061: トランザクションが開始されています
- 15.1.1 Session Beanを呼び出す場合の記述例
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