Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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12.4 Remoteインタフェースの作成
Remoteインタフェースは、RMIインタフェースの形で記述します。
Remoteインタフェースには、ユーザがその業務内容に応じて自由に定義できるビジネスメソッドの形式を定義します。また、ビジネスメソッドで利用する固有の型も定義できます。
Interstage Studioを使用して開発を行った場合、Remoteインタフェースのひな形が自動生成されます。
以下に、Remoteインタフェースの記述形式を示します。
■ 記述形式
public interface Remoteインタフェース名 extends javax.ejb.EJBObject
{
public 返却値 ビジネスメソッド(任意の引数)
throws java.rmi.RemoteException;
}
■ 規約
Remoteインタフェースは以下の規約を満たしていなければなりません。
- 定義するビジネスメソッドは、Enterprise Beanクラスのビジネスメソッドと同じ名前でなければなりません。
- また、Enterprise Beanクラスのビジネスメソッドのメソッド名、引数の数と型、返却値の型が同じでなければなりません。
- また、Enterprise Beanクラスの一致したビジネスメソッドの throws句に定義されたすべての exceptionは、Remoteインタフェースのメソッドの throws句に定義されなければなりません。
- Remoteインタフェースは javax.ejb.EJBObjectインタフェースを継承しなければなりません。
- Remoteインタフェースで定義されたメソッドは RMI over IIOPの規約に従わなくてはなりません。
- throws句には、java.rmi.RemoteExceptionを含まなければなりません。
- Remoteインタフェースは、スーパーインタフェースをもつことができます。
インタフェース継承の仕様は、RMI over IIOP上の規約におけるRemoteインタフェースの定義に従わなくてはなりません。
- 12.4.1 記述例
- 12.4.2 使用できるメソッド
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