Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第12章 Session Beanの実装> 12.2 Homeインタフェースの作成

12.2.1 記述例

■ Homeインタフェースの記述例

 SampleHomeという名前のインタフェースを設定した場合の例を以下に示します。太字部分は、ユーザの任意の指定ができます。

SampleHome.java

      import javax.ejb.*; 
      import java.rmi.*; 
      public interface SampleHome extends EJBHome      /* EJBHomeを継承します*/
      {
          public SampleRemote create(String sn)       /*  createの形式を定義      */
          throws RemoteException,                     /*  引数はSTATEFULのみ設定可*/
          CreateException; 
      }

■ Enterprise Beanクラスの記述例

 任意に指定された createメソッドがクライアントより発行された時点で、サーバ上の起動されているEJBアプリケーションにおいて一致する ejbCreateメソッドが起動されます。
 両者のメソッドは、引数のタイプや数が一致している必要があります。

 ejbCreateでは、EJBアプリケーションが使用するインスタンス変数の初期化やリソース(データベース、ファイル)のオープンなど、各種の初期化処理を行います。

 SampleBeanという名前のEJBアプリケーションを作成した場合の例を以下に示します。太字部分は、ユーザの任意の指定ができます。

SampleBean.java(部分)

      ・・・
      // startup work
      public void ejbCreate(String sn)        /*  EJBアプリケーションの初期化処理を行います*/
          throws EJBException, 
          CreateException {
              System.out.println("SampleBean: ejbCreate called"); 
          }
      }
      ・・・

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