Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第10章 EJBサービスの機能

10.1 Session Beanの実行環境

 Session Beanは、クライアントとの対話処理を実現するオブジェクトです。
 Session Beanのオブジェクトは、クライアントと1対1に対応して存在します。このため、サーバで実行される処理は、クライアント処理の延長として考えることができます。一般的には、ビジネスロジックを実現しています。
 Session Beanは、Entity Beanを呼び出すか、または、DBMSが提供するデータベース操作命令(JDBCドライバ)を直接呼び出すことにより、データベース処理を行います。クライアントが、Session Beanのライフサイクル(生成および削除)を制御します。

 次項以降で、Session Beanの実行環境について説明します。

 Session Beanの時間監視については、“STATEFUL Session Beanの無通信監視機能”を参照してください。
 STATELESS Session BeanはEJB objectを再利用するため、無通信監視機能は必要ありません。


下へ10.1.1 Session Beanの形態
下へ10.1.2 STATELESS Session BeanのWebサービス化

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