Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第8章 Webアプリケーションの呼び出し方法> 8.1 サーブレットの呼び出し

8.1.2 マッピングが不要な呼び出し方

■サーブレット名

 サーブレットは、サーブレット名を指定して呼び出します。
 サーブレット名は、ファイル名から拡張子(.class)を除いた名前です。
 サーブレット名の大文字、小文字は区別されます。

■サーブレットの格納先

 サーブレットは、以下のどちらかに格納します。

■パッケージとして作成されている場合

 サーブレット名にはパッケージ名を付加して呼び出します。
 パッケージは、サーブレットのソースコードにpackage宣言をすることで作成できます。
 パッケージ名org.xxx.zzzz、サーブレット名HelloWorldServletのときは、以下のようになります。

org.xxx.zzzz.HelloWorldServlet

■URLで指定して呼び出す場合

http://サーバホスト名:ポート番号/Webアプリケーション名/servlet/サーブレット名

 “:ポート番号”は省略できます。省略したときのポート番号は80になります。

■HTML文書の中で呼び出す場合

<A HREF="/Webアプリケーション名/servlet/サーブレット名">Click Here</A>

 HTML文書の中に入力フィールド(HTMLのFORMタグ)を作って入力した情報を渡すこともできます。
 サーブレットは以下のように呼び出します。METHODはGETも指定できます。

<FORM ACTION="/Webアプリケーション名/servlet/サーブレット名" METHOD=POST>

■サーブレットに情報を渡す方法

 サーブレットにパラメタを渡したい場合は、サーブレット名の後ろに次の形式で指定します。

サーブレット名?パラメタ名1=値1&パラメタ名2=値2&・・・

 また、CGIと同じようにPATH_INFOを使用して、サーブレットにパス情報を渡すことができます。
 サーブレット名の後ろに“/”で始まるパス情報を指定します。

サーブレット名/パス情報?パラメタ名1=値1&パラメタ名2=値2&・・・

■エイリアスによる指定

 サーブレット名は、エイリアスで指定することができます。
 エイリアスは、“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”の“サーブレットの属性の定義”(servletタグ)で定義します。
 以下にエイリアスを使用しない例、エイリアスを使用した例を示します。

◆エイリアスを使用しない例(サーブレット名での指定)

http://hostname/webapl1/servlet/HelloWorldServlet

◆エイリアスを使用した例("HelloWorldServlet"をエイリアス"Hello"で定義)

http://hostname/webapl1/servlet/Hello


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