Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド

7.5.2 Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)のタグ

　Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)には、以下のタグを指定することができます。

　web-app以外のタグは省略可能です。必要に応じて定義してください。
　各タグの開始タグと終了タグの間に下位階層のタグを設定し、詳細を定義することができます。

■定義する内容

タグ名	説明	タグの 省略	複数の 指定
web-app	Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)の開始と終了を定義します。	×	×
display-name	サーブレットコンテキストの名前を定義します。	○	×
context-param	サーブレットコンテキストに設定する初期化パラメタを定義します。サーブレットコンテキストには、Webアプリケーションのすべてのサーブレットに共通の情報を設定し、取り出すことができます。	○	○
filter	フィルタクラスを定義します。	○	○
filter-mapping	フィルタクラスを適用する対象を定義します。	○	○
listener	Webアプリケーションで発生したイベントに応じて何らかの処理を行いたい場合、ここに実装クラス名を定義します。	○	○
servlet	サーブレットの初期化パラメタ、エイリアスなどの、サーブレットの属性を定義します。	○	○
servlet-mapping	URLをサーブレットやJSPに対応するためのサーブレット・マッピングの定義をします。	○	○
session-config	セション管理を使用する場合、セションパラメタの定義をします。	○	×
mime-mapping	サーブレットAPIで取り出すmimeタイプを定義します。	○	○
welcome-file-list	URLにファイル名を指定しなかった場合に表示するwelcome fileを定義します。	○	○
error-page	エラーコードやJavaの例外タイプに対応するリソースを定義します。	○	○
security-constraint	Webアプリケーションのアクセス制限を定義します。	○	○
login-config	ユーザ認証の方法を定義します。	○	×
security-role	アクセス制限で使用するセキュリティロールを定義します。	○	○
locale-encoding-mapping-list	ロケールと文字コードの対応を定義します。	○	○
jsp-config	Webアプリケーション内のJSPで共通の値を定義します。	○	×

　以下のタグについては、“deployment descriptorファイルへの記述”を参照してください。

• resource-env-ref
• resource-ref
• env-entry
• ejb-ref
• ejb-local-ref
• message-destination-ref
• message-destination
• service-ref