Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第6章 Servletサービスの機能

6.3 セションリカバリ機能

 セションリカバリ機能は、Servletコンテナやマシンがダウンした場合、運用中のServletコンテナがセション情報を引き継ぎ、運用を継続することを可能にする機能です。
 セションリカバリ機能を利用することでServletコンテナ、あるいはサーバマシンが複数に分散された環境下において、異常発生時に利用中のセション情報を引き継いで利用することが可能となります。

 セション情報は、Servletコンテナ内で、Webアプリケーション単位で管理しています。
 Servletコンテナがダウンした場合、そのコンテナ内に格納されたセション情報は破棄されてしまいます。

 セションリカバリ機能を有効にすることにより、各Servletコンテナで生成されたセション情報を、Session Registry Serverにバックアップしておき、運用中のServletコンテナにセション情報をリカバリして引き継ぎ、継続して処理を行うことができます。


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