Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド |
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第1部 J2EE共通編 | > 第5章 J2EEアプリケーションのセキュリティ |
セキュリティ機能の認証のログを採取することができます。これにより、不正なアクセスがないかチェックを行うことができます。
注)以下のいずれかの条件の場合、ログは出力されません。
Java VMの起動時パラメタとして以下の指定を行います。
J2EEアプリケーションクライアントは、アプリケーション起動時のコマンドラインでの引数で指定します。
Webアプリケーション、EJBアプリケーションは、IJServerのワークユニット定義のJava Command Optionで指定します。
ログファイル名、ログサイズの指定についての説明を以下に示します。
指定項目 |
説明 |
---|---|
ログファイル名 |
ログのファイル名を指定します。 |
ログサイズ |
ログの最大サイズを、MB単位で指定します。 |
以下の書式でログが出力されます。
[日/月/年 時:分:秒] authentication trace (認証方法, 認証結果, 拒否理由) uid="ユーザ名" role="セキュリティロール" |
各項目には、以下の要素が出力されます。
項目 |
説明 |
---|---|
[日/月/年 時:分:秒] |
事象が発生した日時です。 |
authentication trace |
セキュリティ認証でのアクセス・トレースであることを識別する識別子です。 |
認証方法 |
認証の可否を判断した方法です。
|
認証結果 |
認証の結果です。
|
拒否理由 |
認証が拒否された場合の理由です。
認証された場合は、'-'が出力されます。 |
ユーザ名 |
認証を行うユーザ名 |
セキュリティロール |
認証成功の場合、ユーザに対応するセキュリティロールです。 認証が拒否された場合、この項目は出力されません。 |
以下に出力例を示します。
[09/01/2001 12:00:00.000] authentication trace (ldap, true, -) uid="Fujitsu" role="Administrator" |
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