Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (データベース連携サービス編) |
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第9章 サーバアプリケーションの開発(トランザクションアプリケーション/C++言語) |
ワークユニット定義は、トランザクションアプリケーションを使用してグローバルトランザクション運用を行う場合にだけ必要です。
ワークユニット定義ファイルはテキストエディタを使用して作成してください。ワークユニット定義ファイルに記述する定義情報については、以下に示します。
グローバルトランザクション運用におけるワークユニット定義の概要について説明します。ワークユニット定義の詳細については、“OLTPサーバ運用ガイド”を参照してください。
ワークユニット定義ファイルに記述する定義情報について、以下に示します。
ワークユニットを操作するためのワークユニット名を[WORK UNIT]セクションで設定します。ワークユニット名は、ワークユニット単位に1つ設定することができます。
APMの名前を[APM]セクションに設定します。APM名を"TDNORM"と指定してください。
アプリケーションが動作するためのカレントディレクトリやアプリケーションが格納されているライブラリパスなどの環境情報を[Control Option]セクションで設定します。
グローバルトランザクション運用を行う場合に、対象となるデータベースの情報を[Resource Manager]セクションに設定します。
[リソースマネージャ情報の定義例]
#リソースマネージャ情報 |
通常、ローカルトランザクションを使用する場合は、APMに“TDNORM”を使用します。ただし、以下のようにローカルトランザクションを使用するワークユニット1のアプリケーションから、グローバルトランザクションを使用するワークユニット2のアプリケーションを呼び出し、かつクライアントからワークユニット2のアプリケーションのトランザクションを制御したい場合は、ワークユニット1のAPMに“TDNORMCNT”を使用してください。
ワークユニット1のAPMに“TDNORM”を使用した場合は、ワークユニット2で新しいトランザクションが作成されるため、クライアントでのコミットおよびロールバックはワークユニット2のトランザクションに影響を与えません。
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