Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (データベース連携サービス編) |
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第7章 サーバアプリケーションの開発(CORBAアプリケーション/Java言語) | > 7.6 CORBAアプリケーションの実行環境について |
アプリケーション(またはアプレット)を起動するための環境設定として、使用するORBを選択する必要があります。
OMG規約では、システム上に存在する複数のORB(Object Request Broker)から、使用するORBを選択する方法が規約化されています。
ここではこの仕様に基いて、使用するORBとしてCORBAサービスを指定する方法について説明します。(クライアント/サーバ共通です。)
必ずORBの指定を行ってください。
ORBの指定方法として以下の方法があります。どちらかの方法を用いて使用するORBを指定してください。
いずれの方法も、Java実行環境の「プロパティ情報」として以下の値を設定することでCORBAサービスのORBを指定します。
プロパティ名 |
設定値(CORBAサービスを使用) |
---|---|
org.omg.CORBA.ORBClass |
com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB |
org.omg.CORBA.ORBSingletonClass |
com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.SingletonORB |
以下ではそれぞれの指定方法について説明します。
Javaアプリケーション実行時に、Javaコマンドのパラメタとしてプロパティ情報を設定します。以下のように-Dオプションに続けて必要な情報を記述してください(バッチファイルやシェルスクリプトを使用してアプリケーションを起動する場合は、これらのファイルの中で以下を指定してください)。
java -Dorg.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB \ |
注1)
-Dの直後には空白文字は入れません。
「プロパティ情報」を記述したテキストファイル(ファイル名:orb.properties)を作成し、<プロパティ名java-homeに設定されているフォルダ>\libに格納してください。
以下のフォルダに格納します。
<JDKインストールフォルダ>\jre\lib |
「プロパティ情報」を記述したテキストファイル(ファイル名:orb.properties)を作成し、<プロパティ名java-homeに設定されているディレクトリ>/libに格納してください。
以下のディレクトリに格納します。
<JDKインストールディレクトリ>/jre/lib/ |
org.omg.CORBA.ORBClass=com.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.ORB |
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