Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (データベース連携サービス編)
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第5章 サーバアプリケーションの開発(CORBAアプリケーション/C++言語)> 5.6 注意事項

5.6.1 中継アプリケーションの作成について

サーバ上でデータベースアクセスをしないでメソッド呼び出しするだけの場合

 上図のように、データベースへアクセスせずに、メソッド呼び出しだけを行うような「中継サーバアプリケーション」を作成する場合は、C言語のサーバアプリケーションを作成してください。その際、中継用サーバライブラリをリンクする必要があります。
 中継用サーバライブラリは以下のものです。

libservaplcnt.lib
libservaplcnt.so

 データベースシステムが提供するデータベースライブラリ、およびXA連携用プログラムはリンクする必要がありません。

サーバ上でデータベースにアクセスし、さらにメソッド呼び出しする場合

 データベースをアクセスしてメソッド呼び出しを行うような、「中継サーバアプリケーション」を作成する場合は、通常のサーバアプリケーションを作成するのと同様に、C++言語用のサーバライブラリや言語共通のサーバライブラリをリンクして、C++言語のサーバアプリケーションを作成してください。
 C++言語用のサーバライブラリは以下のものです。

libservaplcpp.lib
libservaplcpp50.so

サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御する場合


 サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御するような中継クライアントアプリケーションを作成する場合、通常のクライアントアプリケーションと同じ構成で作成します。サーバアプリケーションの初期化処理部で行っていますOTS_initメソッドやOTS_termメソッドは使用できません。この場合の中継アプリケーション作成時に必要なライブラリを、以下に示します。

中継アプリケーションの言語

アプリケーション作成用の
CORBAサービスライブラリ

アプリケーション作成用の
データベース連携サービスライブラリ

C++

odsv.lib
odsvcpp.lib
odcnscpp.lib

libcurrentsv_cpp.lib


 サーバ上のアプリケーションがトランザクションを制御する場合、クライアントアプリケーションと同じ構成で作成します。サーバアプリケーションの初期化処理部で行っていますOTS_initメソッドやOTS_termメソッドは使用できません。


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