Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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付録D サンプルプログラム> D.3 実行手順(Windows(R))> D.3.9 その他

D.3.9.3 その他(Java言語)

 クライアントマシン上では、Internet ExplorerにJBKプラグインをインストールしておいてください。

<作成/サーバ>

 サーバアプリケーションの作成手順として、Microsoft(R) Visual C++(R) .NET Standardを使用したときの実行例を以下に示します。

  1. スケルトンの作成

     コマンドプロンプトを起動し、サーバアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、IDLコンパイルを実行して、スケルトンを作成します。

     IDLc sample.idl


  2. サーバアプリケーションのビルド

     エクスプローラなどからソリューション(.sln)ファイルをダブルクリックしてVisual C++(R)を起動し、以下の手順でビルドします。

    1. 起動されたVisual C++(R)のメニューバーから「ビルド」-「構成マネージャ」を選択して、「アクティブ ソリューション構成」で「Release」を選択します。
       
    2. Visual C++(R)のメニューバーから「ビルド」-「ソリューションのビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。
      ビルド時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
       

<作成/クライアント>

 Clientをクライアントアプリケーションフォルダとして、その配下のアプリケーションをコンパイルすることでクライアントアプリケーションを作成します。
 クライアントアプリケーションの作成手順を以下に示します。

  1. スタブの作成(サーバマシン)

     コマンドプロンプトを起動し、クライアントアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、make.batを実行してJavaクライアントのためのスタブなどを作成します。

     make.bat


  2. クライアントアプリケーションのコンパイル(サーバマシン)

     apl-compile.batを実行してJavaのソースをコンパイルします。

     apl-compile.bat


  3. クライアントアプリケーションの配置(クライアントマシン)

     サーバマシンのクライアントアプリケーションフォルダ配下にあるすべてのファイルをクライアントマシンの作業用フォルダ配下へコピーします(クライアントマシンへのコピーは、ファイル共有およびエクスプローラなどを利用して行ってください)。

  4. 権限の設定(Windows(R)クライアント)

     Javaライブラリ(ODjava4.jar)、アプリケーション格納フォルダに権限を設定します。
     詳細については、“Javaライブラリに対する権限の設定”を参照してください。

<実行>

 “静的インタフェース/四則演算(Java言語)”の<実行>を参照してください。


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