Interstage Application Server ebXML Message Service ユーザーズガイド |
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第1章 概要 |
以下に ebMSの動作に必要なコンポーネントの構成を示します。これらのコンポーネントはすべて「Interstage Application Server Enterprise Edition」として提供されます。
Interstageが提供するWebサーバです。
Interstage HTTP Server が提供するWebサーバ機能の詳細については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”を参照してください。
Interstageが提供するサービスのひとつで、Webサーバ上でWebアプリケーションの実行を制御するソフトウェアです。
Servletサービスが提供する機能の詳細については、“J2EE ユーザーズガイド”を参照してください。
Interstageが提供するサービスのひとつで、SOAP(Simple Object Access Protocol)の仕様を採用した通信基盤です。
SOAPサービスの詳細については、“SOAPサービス ユーザーズガイド”を参照してください。
Interstageが提供するサービスのひとつで、CORBA規定によるイベントサービスに完全準拠したソフトウェアです。マルチスレッドによる高速処理などの高性能機能や、イベントチャネルの各種カスタマイズなどの優れた運用性・保守性を提供しています。
イベントサービスの詳細については、“アプリケーション作成ガイド (イベントサービス編)”を参照してください。
JMSは、分散環境において信頼できる非同期通信をコンポーネント間に提供するために、米国Sun Microsystems,Inc.によって提唱された規約です。
JMSは、米国Sun Microsystems,Inc.のJ2EE(Java2 Platform, Enterprise Edition)規約の一部です。
JMSの詳細については、“J2EE ユーザーズガイド”を参照してください。
Interstageが提供するサービスのひとつで、ebXML Message Serviceの仕様を採用した通信基盤です。インタオペラビリティに優れた高信頼な通信基盤として、企業間取引のシステムに適用することを目的として提供しています。以下の機能を提供しており、本マニュアルにて詳細を説明しています。
ebMSのセキュアな通信を実現するための署名ライブラリです。
CPA管理や、メッセージ組立て時にebMSが使用します。
メッセージを暗号化して送信する場合に使用します。SOAPおよびWebサーバの環境を、SSLを利用する形式で作成することでメッセージを暗号化することができます。
SSLの詳細については、“セキュリティシステム運用ガイド”を参照してください。
Interstage Java Serverの略です。
IJServerはアプリケーションの実行環境であるEJBコンテナ/サーブレット・コンテナを内包し、これらコンテナの上位に位置づけられる論理的な概念です。ebMSは ebMS専用の IJServerを使用します。
IJServerの詳細については、“J2EE ユーザーズガイド”を参照してください。
本項で説明している必要なコンポーネント以外にMessageQueueDirectorが必要です。ただしMessageQueueDirectorの環境作成は不要です。MessageQueueDirectorもInterstage Application Server Enterprise Editionとして提供されます。
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