Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第2章 DBミラーリングシステムの運用方法 | > 2.3 ノード切替え | > 2.3.4 ノード切替えの注意事項 |
ノードの生存監視は、正系ノードと副系ノード間のネットワークを利用して実現しているため、ネットワーク障害が発生した場合でもノード間の監視異常として検知することがあります。ノード間の監視異常を検知した場合、正系ノードの状態を確認してください。
DBミラーリングシステムがノードの生存監視の異常を認識すると、以下のメッセージをコンソールに出力し、利用者判断を促します。
相手ノードとの通信が切断された場合
SYMFOWARE_SYMDX: WARNING: 22002: The communication to the other node is terminated. |
相手ノード監視でタイムアウトが発生した場合
SYMFOWARE_SYMDX: WARNING: 22001: No response of Symfoware/RDB was detected. |
このメッセージが出力された場合、利用者は正系ノードのデータベースの状態を調査して、以下のいずれかの対処を行います。
正系ノードのデータベースが正常に動作している場合
通信切断やタイムアウトの原因を調査して(モニタデーモンやネットワークの状態など)、必要な対処を行います。この場合、現状の正系ノードのデータベースで業務を継続します。
正系ノードのデータベースが正常に動作していない場合
正系ノードのデータベースやOSの強制停止を行うことで、正系ノードのデータベースを停止します。その後、ノード切替えを実施して、利用者業務を継続します。
目次
索引
![]() ![]() |