Interstage Job Workload Server セットアップガイド

5.2.2.2 ファイルシステム設定ファイルの編集

ファイルシステム設定ファイルには、ファイル資源専用のパーティションをマウントしているディレクトリ名を1行単位に指定してください。

以下に3つのディレクトリを設定する例を示します。（太字が設定するディレクトリです）

# ==============================================================================
# Interstage Job Workload Server
#  batch executor service - file manager
#
#     File System Configuration File
#
#  Format
#      describe a mount point directory on one line. 
#
# All rights reserved. Copyright (C) Fujitsu Ltd. 2006
# ==============================================================================
# for example. 
#/export/home
#/export/home2
#
/export/home2
/develop
/test

# : コメント行

• パーティションをマウントしているディレクトリ名は、1行につき1件記述してください。
• ディレクトリ名の前後に空白が指定されている場合は、空白を無視します。
• 空行が指定された場合は無視します。
• ファイルシステム設定ファイルに設定されたパーティションの範囲のみ容量チェックを行います。資源定義にファイルシステム設定ファイルに設定されていないパーティションのファイルを指定した場合は、そのファイルについては容量チェックを行いません。
• ファイルシステム設定ファイルに設定するディレクトリ名の最大数は1024です。
• マウントされているディレクトリの情報は、以下に記載されている情報に基づいてチェックします。
  
  /etc/mnttab
  
  /etc/mtab
• ファイルシステム設定ファイルが配置されていない場合は、サポートするファイルシステムタイプのすべてのパーティション情報を取得して管理します。
• マウントされていないディスクやマウントポイントではないディレクトリを指定した場合は、警告メッセージを出力します。この場合、そのディレクトリ配下のファイルについての容量チェックは行いません。
• ファイルシステム設定ファイル中に設定したパーティションのすべてが、マウントされていないディスクやマウントポイントではないディレクトリであった場合、バッチ実行サービスの起動に失敗します。また、btfwrefreshdiskinfコマンドを実行すると、コマンドが異常終了します。
  
  btfwrefreshdiskinfコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

ファイルシステム設定ファイルの設定内容は、バッチ実行サービスの起動時または、btfwrefreshdiskinfコマンドの実行により有効となります。