Interstage Data Effector ユーザーズガイド

C.5.6 AsisGetMemoryUsage

■機能

Data Effectorの各機能の処理で、一時的に使用したメモリ量のピーク値を取得します。

■記述形式

#include "libAsis.h"                /* 公開ヘッダ   */



int AsisGetMemoryUsage(

    ASISHANDLE      Handle,         /* ハンドル      */

    int             *MemoryUsage    /* メモリ使用量  */

    )

■パラメタ

データ型	パラメタ	用途	説明
ASISHANDLE	Handle	入力	ハンドルを指定します。
int *	MemoryUsage	出力	メモリ使用量を格納する領域のポインタを指定します。 メモリ使用量の単位はメガバイトです。

■復帰値

復帰値	説明
ASIS_SUCCESS	関数が正常に終了したことを示します。
ASIS_ERROR	関数の実行時に問題が検出されたことを示します。

■関数の利用規則

• Data Effectorの各機能の処理を行う以下の関数を実行したあとに、指定したハンドルを用いて本関数を呼び出します。

機能名	関数名
抽出機能	AsisExecuteSelect
連結機能	AsisExecuteReplace
集計機能	AsisExecuteAnalyze
ソート機能	AsisExecuteSort

• 上記の関数がエラーレベル「警告」以外のエラーで異常終了した場合、本関数を実行するとエラーで復帰し、メモリ使用量を取得できません。
• 上記の関数を実行後に、以下に示す関数を除いたData Effectorの関数を実行すると、メモリ使用量の値は初期化されます。この場合、本関数を呼び出すとエラーで復帰します。

• AsisGetErrorLevel
• AsisGetMessageID
• AsisGetMessageText
• AsisGetAPIName
• AsisGetErrorMessage
• AsisGetMemoryUsage