Interstage Data Effector ユーザーズガイド

C.5.4 AsisGetMessageText

■機能

関数の実行時に起きた事象のメッセージ本文を取得します。
本関数は指定したハンドルを用いて、直前に実行された関数で発生した事象の詳細な情報を取得します。

■記述形式

#include "libAsis.h"                 /* 公開ヘッダ     */



int AsisGetMessageText(

    ASISHANDLE      Handle,          /* ハンドル       */

    const char      **MessageText    /* メッセージ本文 */

    )

■パラメタ

データ型	パラメタ	用途	説明
ASISHANDLE	Handle	入力	ハンドルを指定します。
const char **	MessageText	出力	メッセージ本文の文字列の先頭のポインタを格納する領域のポインタを指定します。

■復帰値

復帰値	説明
ASIS_SUCCESS	関数が正常に終了したことを示します。
ASIS_ERROR	関数の実行時に問題が検出されたことを示します。

■関数の利用規則

• 以下の関数を実行しても、「直前に実行した関数」とみなされません。
  それ以前に実行したData Effectorの下記以外の関数が「直前に実行した関数」とみなされます。
  • AsisGetErrorLevel
  • AsisGetMessageID
  • AsisGetMessageText
  • AsisGetAPIName
  • AsisGetErrorMessage
  • AsisGetMemoryUsage

• 以下の場合は、AsisGetMessageText関数を実行しても異常となった事象のメッセージ本文を取得することができない場合があります。
  • ハンドルを取得する関数が異常で終了した場合
  • ハンドルを解放する関数が異常で終了した場合