Interstage Data Effector ユーザーズガイド |
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付録C C APIリファレンス | > C.4 ソート関数 |
ソート機能を使用する実行環境を設定します。
ソート処理において一時的に使用するファイルを格納する作業ディレクトリ、および使用するメモリサイズを指定します。
作業ディレクトリ、メモリサイズを指定しない場合、省略値が設定されます。
#include "libAsis.h" /* 公開ヘッダ */ int AsisSetEnvSort( ASISHANDLE AHandle, /* ハンドル */ char *WorkFolder, /* 作業ディレクトリ名 */ int MemorySize, /* 利用メモリサイズ */ char *Reserve1, /* リザーブ(NULL) */ char *Reserve2) /* リザーブ(NULL) */ |
データ型 |
パラメタ |
用途 |
説明 |
---|---|---|---|
ASISHANDLE |
AHandle |
出力 |
ハンドルを指定します。 |
char* |
入力 |
一時ファイルを格納する作業ディレクトリを指定します。 |
|
int |
入力 |
ソート機能で利用するメモリサイズをメガバイト(MB)で指定します。本パラメタに0を指定した場合、1000が設定されます。 |
|
char* |
Reserve1 |
- |
NULLを指定します。 |
char* |
Reserve2 |
- |
NULLを指定します。 |
本パラメタを省略した場合(NULL指定時)、OSで設定されている下記一時ディレクトリを利用します。
OS |
設定されている一時ディレクトリ |
---|---|
Windows |
環境変数TEMPに設定されているディレクトリ |
Linux |
/tmpディレクトリ |
Solaris |
/tmpディレクトリ |
OSによって設定されている作業ディレクトリは、他のプロセスからもアクセスされるため、アクセスが集中すると一時ファイルの読み書きが遅くなる可能性があります。
大量のデータをソートする場合など、一時ファイルを使用する可能性が高い場合は、他のプロセスから同時にアクセスされないディスクに作業ディレクトリを指定することで、一時ファイルを使用したソート処理の性能劣化を抑えることができます。
使用するメモリの最大サイズの設定例については、“B.4.2 ソート条件ファイル”の表:使用するメモリの最大サイズの設定例を参照してください。
復帰値 |
説明 |
---|---|
ASIS_SUCCESS |
関数が正常に終了したことを示します。 |
ASIS_ERROR |
関数の実行時に問題が検出されたことを示します。 |
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