Interstage Data Effector ユーザーズガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
付録A 条件の書式 | > A.1 検索式 |
数値による検索では、要素の値から数値部分を抽出し、その値と指定された数値が一致する文書や大小関係にある文書を検索します。要素の値から数値部分を自動的に抽出するため、さまざまな書き方の数値の検索に利用できます。
数値の定義を以下の図に示します。
数字には、半角文字の0〜9までを指定します。
数値比較では指定した要素の値から数値を抜き出し、キーワードに指定した数値との比較を行います。
要素の値から最初に見つけた上記の形式の文字列を数値として扱います。
整数部に出現するカンマ(,)は無視します。小数点が指定されている場合、それ以降最初に出現した数字以外の文字の前までを小数部とみなします。
例
/doc/money = 1000 |
/doc/moneyが示す要素の値から数値を抜き出し、1000と一致するものを真とします。
以下の例では、パス式に指定した要素の値に、複数の数値を含みます。このような場合は、最初に見つけた数値を値とみなします。
文書A
<money>ABC123,456@789</money> |
123456とみなします。
文書B
<money>123456 7890123</money> |
123456とみなします。
文書C
<money>1,500千円</money> |
1500とみなします。
検索データに有効な数値文字列が存在しない場合、その条件は偽となります。
以下の検索対象文字列の場合は、有効な数値文字列が存在しません。
<money></money> |
キーワード
/root/money > 1000 |
パス式で指定した要素ノードが以下の場合、条件に一致しているとみなします。
<money>1000.5</money> |
文書A
<money>1000.1</money> |
文書B
<money>2000.05</money> |
文書C
<money>10.5</money> |
目次
索引
![]() ![]() |