ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第10章 バージョンアップ | > 10.3 Storageサーバのバージョンアップ |
退避しておいた以下の管理情報を復元します。
バックアップ運用を行っている場合
バックアップ管理簿
テープバックアップ連携を行っている場合
バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイル
バックアップ用バックアップボリュームロック動作指定ファイル
リストア先ボリュームロック動作指定ファイル
テープコピー用バックアップボリュームロック動作指定ファイル
レプリケーション運用を行っている場合
レプリケーション管理簿
複写元ボリュームロック動作指定ファイル
複写先ボリュームロック動作指定ファイル
Storage管理サーバ兼Storageサーバの場合や、同時にStorage管理サーバのバージョンアップを行っている場合は、Storage管理サーバのバージョンアップ作業の中でリポジトリのリストアも行われます。そのため、レプリケーション管理簿のリストアの際に、リポジトリのリストアは実施しないでください。
Storageサーバがクラスタ運用の場合は、バージョンアップ作業の中でリポジトリのリストアも行われます。そのため、レプリケーション管理簿のリストアの際に、リポジトリのリストアは実施しないでください。
バックアップ管理簿とレプリケーション管理簿の復旧方法については、対応するOSの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「データベースの保守」にある、「データベースを個別にバックアップする場合」の以下の章をそれぞれ参照してください。
「バックアップ管理簿とリカバリ制御ファイルのリストア」(Solaris版、Windows版、Linux版)
「バックアップ管理簿のリストア」(HP-UX版、AIX版)
「レプリケーション管理簿のリストア」
その他の管理情報については、copyコマンドで個別にリストアしてください。
以下の管理情報(前後処理スクリプト)は復元しません。
バックアップ管理を行っている場合
バックアップ管理の前後処理スクリプト
テープバックアップ連携を行っている場合
テープコピーの前後処理スクリプト
レプリケーション運用を行っている場合
レプリケーション管理の前後処理スクリプト
バージョンアップにより、前後処理スクリプトが変更されることがあります。バージョンアップ前に、前後処理スクリプトをカスタマイズしていた場合は、退避した前後処理スクリプトを参考にして、バージョンアップ後の前後処理スクリプトを、再度カスタマイズする必要があります。
バージョンアップ後のLinux版 AdvancedCopy Managerの場合、udevデバイス名が存在する環境では、udevデバイス名を優先して使用します。
udevデバイス名については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Linux)』の「AdvancedCopy Managerにおけるサポートデバイスについて」を参照してください。
バージョンアップ後の運用により、以下の操作を行ってください。
バージョンアップ後、互換デバイス名を使用して運用する場合
udevデバイス名を使用しないように、情報取得モード設定コマンド(stgxfwcmsetmode)を使用し、情報取得モードを変更してください。
情報取得モードの変更については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Linux)』の「AdvancedCopy Managerにおけるサポートデバイスについて」を参照してください。
バージョンアップ後、udevデバイス名を使用して運用する場合
バックアップ管理やレプリケーション管理、テープバックアップの定義情報を削除し、udevデバイス情報の取り込みを行った後、udevデバイス名を使用したバックアップ/レプリケーション、テープバックアップの再定義をする必要があります。
バックアップ管理/レプリケーション管理の手順については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Linux)』の「デバイス構成の変更」を参照してください。
テープバックアップの手順については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager テープバックアップ連携編』の「デバイス構成の変更」を参照してください。
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