ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第3章 Storage管理サーバのカスタマイズ> 3.2 Solaris版/Linux版の場合

3.2.2 ポート番号の設定(/etc/servicesファイル)

Storage管理サーバを運用するためには、以下のポート番号が必要となります。

そのため、Storage管理サーバで使用するポート番号を用意し、/etc/servicesファイルに記述する必要があります。

に/etc/servicesファイルに設定する内容を示します。

また、にそれぞれのポート番号の使用目的を示します。ポートフィルタリングの設定が必要な場合には、使用目的欄に記載した内容からポートへ接続する対象を確認した上で設定を行ってください。

[図: /etc/servicesファイルの設定内容]

#サービス名  ポート番号/プロトコル名

stgxfws  1226/tcp
rdaswstf 2004/tcp
rmiswstf 9851/tcp
semswstf 9852/tcp
smaclmgr 4660/tcp

なお、で記述されたポート番号が、すでに設置システムで使用されている場合は、空いているポート番号を割り当ててください。

Solaris版

ポート番号の設定が誤っている場合、以下のメッセージが出力されます。設定を確認してください。
component start : sh /opt/FJSVswstf/bin/stgdbcom start
SymfoWARE/RDB for AdvancedCopy Manager has been successfully started !!
RDA-SV for AdvancedCopy Manager failed to start !!

[表: ポート番号の使用目的]

サービス名

受信ポート

使用目的

stgxfws

1226/tcp

管理するStorageサーバとの通信で使用します。

rdaswstf

2004/tcp

ローカルマシン内での通信だけで使用します。

rmiswstf

9851/tcp

Web画面を利用するクライアントマシンとの通信で使用します。

semswstf

9852/tcp

Web画面を利用するクライアントマシンとの通信で使用します。

smaclmgr

4660/tcp

ローカルマシン内での通信だけで使用します。

stgxfws_論理ノード名 (*1)

任意/tcp

Storage管理サーバ業務の場合は、管理するStorageサーバの通信で使用します。

Storageサーバ業務の場合は、Storage管理サーバおよびサーバ間レプリケーション運用を行う相手のStorageサーバとの通信で使用します。

*1:クラスタシステムとして運用する場合に、クラスタセットアップで作成した業務分必要となります。論理ノード名はクラスタセットアップで指定した名前であり、受信ポートはその業務用に設定した任意のポート番号です。

で記述されたポート番号とは別のポート番号を/etc/servicesファイルに設定した場合は、中の受信ポートに記述したポート番号を設定したポート番号に読み替えてください。

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