ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第2章 マネージャーのインストール> 2.1 Windows版の場合

2.1.2 ソフトウェア条件

2.1.2.1 基本ソフトウェ

インストール先のシステム環境が以下のいずれかであることを確認します。以下のシステム以外ではAdvancedCopy Managerのマネージャーのインストールができませんので、注意してください。

2.1.2.2 排他ソフトウェ 

以下のソフトウェアと共存できません。

上記ソフトウェアがインストールされている場合は、対象ソフトウェアのマニュアルを参照してアンインストールを行ってください。

2.1.2.3 必須ソフトウェ 

AdvancedCopy Managerのマネージャーを動作させる上で、必須となるソフトウェアが導入されていることを確認します。

2.1.2.3.1 Webサーバの導入状態の確 

Web画面を使用する場合は、以下のいずれかのWebサーバが導入されていることを確認します。未導入の場合は、導入してください。Web画面を使用せずにコマンドのみで運用する場合は、導入されていなくても構いません。

2.1.2.3.2 Windows Scripting Hostの導入状態の確 

Windows Scripting Hostは、バックアップおよびリストア/レプリケーションコマンドの前後処理スクリプトで使用しています。

インストール先システムに以下の製品が導入されていることを確認します。未導入の場合は、導入してください。

また、インストール先のStorage管理サーバがStorageサーバを兼ねない場合は、本ソフトウェアの導入は必要ありません。

■ Windows Scripting Host導入状態の確認方法

コマンドプロンプトでcscriptと入力してVersion 5.1以上になっていることを確認してください。

導入されていない場合、またはVersion 5.1より前の場合は、以下のURLからダウンロードしてください。

http://www.microsoft.com/japan/msdn/scripting/default.aspx

2.1.2.3.3 AdvancedCopy ManagerのWebクライアント使用条件の確認 

AdvancedCopy ManagerのWebクライアントを使用するためには、以下の条件を満たす必要があります。

■動作OS

以下のいずれかが必要です。

■Webブラウザ

■Java Plug-in

2.1.2.4 Symfowareの確 

AdvancedCopy Managerのマネージャーは内部的にSymfowareのコンポーネントを同梱しています。

インストール先システムにSymfowareを導入していない場合は問題ありません。

Symfowareを導入している場合は、導入済のSymfowareの状態を確認する必要があります。導入済のSymfoware Serverのレベルが以下であることを確認してください。

上記より前のレベルのSymfoware Serverを導入している場合は、Symfoware Serverをアンインストールし、Symfoware Server Enterprise Edition V5.0以降をインストールしてください。

2.1.2.5 データベース領域の見積も 

AdvancedCopy Managerのマネージャーを運用するためには、データベース領域が必要となります。

2.1.2.5.1 リポジト 

リポジトリには、以下のデータベース領域が必要となります。本データベースはNTFSでフォーマットされたドライブ上に作成する必要があります。

各データベースで必要となる容量をに示します。必要容量が確保できることを確認してください。(この指定は「Storage管理サーバのカスタマイズ作業詳細」で入力します。)

[表: 必要となるデータベース領域の容量]

種類

容量

RDBディクショナリ

55MB

RDBログファイル

100MB

リポジトリ用データベース

以下の見積もり式を参照(最低65MB)


リポジトリ用データベース見積もり式

容量(MB)={[(サーバ数×6+デバイス総数×11)/40]×17+512}/1024

サーバ数:Storage管理サーバと、管理するStorageサーバの総数です。

デバイス総数:AdvancedCopy Managerで管理対象とするデバイス(*1)数の総数です。各Storageサーバに接続されている全デバイス数ではありませんので、注意してください。

(*1)管理対象のStorageサーバの種類により、“デバイス”は以下の意味となります。

[表: StorageサーバのOS種別とデバイスの意味]

StorageサーバのOS種別

“デバイス”の意味

Windows

パーティション

Solaris

スライス

HP-UX

LUN

Linux

パーティション

AIX

LUN

なお、管理対象となるStorageサーバがSafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Servicesによるミラーリングを行っている場合には、デバイス数はミラースライスの総数となります。
ミラースライスの総数は、デバイス数にミラーグループを構成するディスクの数をかけたものになります。

将来的にサーバ数やパーティション数が増える可能性がある場合には、算出した容量よりも大きな容量をあらかじめ指定してください。
SafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Servicesを利用している場合で、将来的にミラー数や、デバイス数が増える可能性がある場合も、算出した容量よりも大きい容量をあらかじめ指定してください。

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