ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux- |
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第10章 各種コマンド | > 10.6 SnapOPCサポートコマンド |
擬似セッション設定機能を使って、Snap Data Diskの物理容量を測定します。
指定方法
[更新量の測定を開始する場合(擬似セッションを設定)] /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate start Volume-Name [更新量を参照する場合(擬似セッションの状態を表示)] /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate status Volume-Name [更新量の測定を終了する場合(擬似セッションを解除)] /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate stop Volume-Name |
オペランドの説明
オペランド |
説明 |
---|---|
Volume-Name |
ボリューム名を指定します。 SnapOPC運用で使用する複製元ボリュームを指定します。 GDS論理ボリュームを指定することはできません。 |
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
実行例
/dev/sda1の更新量を測定する。
(擬似セッションを開始して測定を開始する) # /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate start /dev/sda1 /dev/sda1 swstestupdate completed (測定1回目) # /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate status /dev/sda1 Volume-Name Update /dev/sda1 644333 (測定2回目) # /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate status /dev/sda1 Volume-Name Update /dev/sda1 1045000 (擬似セッションを解除して測定を終了する) # /opt/FJSVswsts/bin/swstestupdate stop /dev/sda1 /dev/sda1 swstestupdate completed # |
表示する内容は、次に示すとおりです。
タイトル |
説明 |
---|---|
Volume-Name |
ボリューム名を表示します。 |
Update |
測定開始後の更新済みデータ量をブロック数で表します(1ブロック=512バイト)。 擬似セッションが存在しない場合は“----”を表示します。 擬似セッションがエラーサスペンド状態になった場合は“failed”を表示します。 |
次のような場合は更新量の測定ができません。
指定したボリュームが存在しないとき。
ディスクアレイ装置がSnapOPC機能をサポートしていないとき。
擬似セッションが既に設定されているとき(start時)。
擬似セッションが存在しないとき(stop時)。
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