ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux- |
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第9章 運用保守 | > 9.5 運用環境の変更 |
以下の手順にて、Storage管理サーバのIPアドレスを変更します。
Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用しており、物理IPアドレスのみが変更になる場合は、手順6以降を行ってください。それ以外の場合はすべての手順を行ってください。
変更対象のStorage管理サーバ業務がStorageサーバ業務を兼ねているか確認します。
Storageサーバ業務を兼ねている場合、かつレプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
複製元/複製先ボリュームの設定を削除する方法については、「複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。
Storage管理サーバにて、システムのIPアドレスの変更を行います。
Storage管理サーバでAdvancedCopy Managerの各種デーモンを再起動します。再起動の方法については、「デーモンの起動と停止」を参照してください。
なお、手順2でシステムを再起動している場合は、実施する必要はありません。
Storage管理サーバにて、サーバ情報変更指示ファイルを作成後、サーバ情報変更コマンドを-fオプション付きで実行してIPアドレスの変更を行います。サーバ情報変更コマンドの詳細については、「サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)」を参照してください。
Storage管理サーバでAdvancedCopy Managerの各種デーモンを再起動します。再起動の方法については、「デーモンの起動と停止」を参照してください。
環境情報表示コマンドを使用してGUI接続用IPアドレスが正しいか確認します。必要であれば、GUI接続情報設定コマンドを使用してGUI接続用IPアドレスの変更を行います。
環境情報表示コマンド、GUI接続情報設定コマンドの詳細については、「環境情報表示コマンド(stgenvdisp)」、「GUI接続情報設定コマンド(stgguiipset)」を参照してください。
Web画面を使用していて、Storage管理サーバを論理IPアドレスで運用している場合には、認証関連ファイルの設定を変更します。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「認証関連ファイルの設定」を参照し、論理IPアドレス変更時には論理IPアドレス定義部を新しい論理IPアドレスに、物理IPアドレスの変更時には物理IPアドレス定義部を新しい物理IPアドレスに変更してください。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します(「複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降の作業を実施してください)。
手順6で、GUI接続用IPアドレスの変更が必要となる場合は、以下となります。
Storage管理サーバに複数のネットワークカードが装着されており、Storageサーバと通信するIPアドレス(Storage管理サーバ導入時のデータベース作成時に指定したIPアドレス)とWeb画面使用時に指定するIPアドレスを分けて運用している場合。
上記以外の場合でも、GUI接続情報設定コマンド(stgguiipset)を実行してGUI接続用IPアドレスを明示的に設定している場合。
クラスタ運用での変更については、「Storage管理サーバ業務のIPアドレスの変更」を参照してください。
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