ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux-
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第8章 レプリケーション運用> 8.4 事前準備

8.4.6 前後処理スクリプトのカスタマイズ

AdvancedCopy Managerでのレプリケーションは、基本的にボリュームがアンマウントされた状態で処理を行う必要があります。そのため、レプリケーション処理の実行時に、前後処理スクリプトを使用してボリュームのアンマウント/マウント操作を行っています。
レプリケーションの実行時にボリュームがアンマウントできない場合は、レプリケーション処理は実行されません。

前後処理スクリプトの詳細については、「レプリケーションの前後処理」を参照してください。

運用が以下のいずれかに該当する場合は、レプリケーション前後処理スクリプトをカスタマイズする必要があります。

カスタマイズ方法については、「レプリケーションの前後処理」を参照してください。

グループ単位でレプリケーションを行う場合、前後処理は行われません。そのため複製作成前にあらかじめにグループ内の全ボリュームをアンマウントし、複製作成後アンマウントしたボリュームをマウントする必要があります。

Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合、Logical Unit(ディスク)に含まれるパーティションに対する前後処理は行われません。そのため、複製作成前にLogical Unit(ディスク)に含まれるパーティションをアンマウントし、複製作成後アンマウントしたパーティションをマウントする必要があります。

AdvancedCopy Managerをバージョンアップした場合

バージョンアップ後のスクリプトは更新されている場合があります。そのため、旧バージョンで使用していたシェルスクリプトを再利用するのではなく、旧バージョンで使用していたシェルスクリプトに対して実施されていたカスタマイズを、バージョンアップ後のシェルスクリプトに対して実施してください。

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