ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux-
目次 索引 前ページ次ページ

第8章 レプリケーション運用> 8.2 運用設計

8.2.2 レプリケーション対象の決定

レプリケーション対象となる複製元ボリューム/複製先ボリュームを決定します。

さらに、複製元ボリューム/複製先ボリュームに与える以下の属性を決定します。

  1. コピー方向

    レプリケーション運用で使用するコピー方向を決定します。以下のどちらかを指定します。

  2. 操作サーバ(サーバ間レプリケーションの場合のみ)

    サーバ間レプリケーションの場合、対象となる複製元ボリューム/複製先ボリュームに対するレプリケーション操作は、複製元サーバ、複製先サーバのいずれかのみで実行可能とするか、両方サーバで実行可能とするかを設定できます。

また、複数の複製元ボリューム/複製先ボリュームから構成されるグループを作成することができます。これにより、複数の複製元ボリューム/複製先ボリュームの操作をグループ単位でまとめて行うことが可能になります。本機能の詳細については「グループの作成」を参照してください。

[図:レプリケーション操作を行うサーバ]

本書ではレプリケーション操作を実施するStorageサーバを操作サーバと呼び、複製元サーバ、複製先サーバのいずれかを指定します。

操作サーバでは、全てのレプリケーション機能が利用可能です。これに対して、操作サーバではないサーバからは、情報表示と運用解除機能だけが利用可能です。

LVM(Logical Volume Manager)の論理ボリュームおよびボリュームグループは、レプリケーション対象としないでください。

レプリケーション対象を決定する際に注意する点として、「全般的な注意事項」をご理解ください。

8.2.2.1 Logical Unit(ディスク)単位の運 

レプリケーション運用では、Logical Unit(ディスク)単位コピーを行うことができます。

Logical Unit(ディスク)単位コピーは、以下のディスク形式をサポートしています。

Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合は、「Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合の注意事項」を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2000-2008